患者さんと
治療中にお話しよったり、
プライベートで
お話ししよったりする中で
よく耳にするんが
治療薬がなかなか出てこんねぇ・・・
っていうフレーズ。
我々、薬屋業界からすると・・・
今の開発スピードってものすごいよっ!!
って、
お伝えしたいところであります。
一般的に
ひとつの薬の開発には
10年以上の時間と
数百億〜一千億円台のお金が
かかるって言われてます。
それが
新型コロナウイルスの流行が始まってから丸2年くらい。
『ロナプリーブ』っていう抗体カクテル療法の薬は
もうすでに実用化されとる訳です。
その他にも世界各国で
新型コロナウイルス治療薬の開発はガンガン進められよって
日本でも
そう遠くない時期に実用化されそうな飲み薬が出てきそうな勢い。
これは
長年、薬屋業界に居る人間からしたら
とんでもないスピード感!!
なんです。
ただ、一般の方々が
遅い・・・とおっしゃる気持ちも
重々、分かってるつもりですよ。
およそ1年半、
自粛を強いられとるというんは
なかなかキツイ現実ですし、
薬の開発という時間軸からすると
いくら短いとお話ししても
人生の時間軸からすると
ちょっと長いですよね・・・
産まれたばかりの子は
自分の脚で歩くようになって
自分でお話するようになっとるし、
中学、高校の学生さんなら
学生生活の半分以上が自粛・・・
お年寄りなら
子や孫に逢うことができないままに
亡くなられることになるかもしれん・・・
人生にとっての
1年半〜2年は確かに長いですよ・・・
製薬会社も
手をこまねいとる訳じゃありません。
早ければ今年度中に
使えるようになるモノが出てきて、
2022年度中には
使えるようになるモノが
いくつか出てくるんじゃないかと。
ただその一方で
これだけのスピード感で開発されよるって裏に
安全性を確認する時間が十分には取れていない・・・
という現実もあります。
軽症者にも使える飲み薬が開発されれば
新型コロナを乗り越えられるという
安心感とか希望の光が見えてくるでしょうけど、
外来で幅広い患者さんに使うという薬の特性から言ぅて
莫大な数の患者さんが使うようになる可能性が高い。
そうなると
臨床試験だけでは把握しきれんかった副作用が
見つかることも考えられます。
これまでの薬の開発では
この安全性の確認にしっかりと時間をかけてたんですが、
この緊急事態下では
そこをすっ飛ばしとる部分がどうしても出てくる。
薬って
人に使うモノだから
人の命を預けるモノだから・・・
早けりゃえぇ♪
ばかりでもないんですよね。。。
期待しつつも
その辺が折り合うまでは
これまで通り
ひとりひとりがかからんように気を付ける。
そのためにも
手洗い、うがいにきちんと食べて、しっかり寝る。
こういった日々の暮らしを
いまいちどていねいに過ごしていきましょう。
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