今日は
大人はエライっ!!
子どもはほめろっ!!
っていうお話。
健康なら、
便意を感じとらん時には
直腸辺りにウンコはなくって、
普段は空虚で
ペチャンコに潰れとります。
便意がない時には
ウンコはS状結腸あるいはそれより口側にあって、
大腸で蠕動運動が生じて
ウンコが直腸に入ってくると直腸壁が伸展します。
すると
直腸壁のセンサーが伸展刺激を検知して、
『肛門の近くまでウンコが来たぞ!』っていう信号が
仙骨神経を経由で大脳皮質脳に伝わることで
便意を感じます。
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先ほどの
直腸壁が伸展したところで
内肛門括約筋が反射的に弛緩するんじゃけど、
内肛門括約筋は平滑筋と言ぅて
意思では動かせない不随意筋となっとるんですが、
ウンコを漏らしてしもぅては困るんで
排便に不適切な状況なら、
意図的にコントロールできる随意筋の
外肛門括約筋を収縮させて肛門を引き締める。
トイレに行って、
パンツを降ろして座って
『さあウンコするぞ!』ってな準備ができると、
大蠕動が結腸から直腸に伝播して
ウンコが肛門へと運ばれていって、
続いて、
意図的に外肛門括約筋を緩めて肛門を開いて、
それと協調して『うーん』といきむことで、
横隔膜と腹筋を収縮させて腹圧を高めてやることで
やっとウンコを肛門から排泄できる。
それと
食事をして胃が伸展すると、
結腸の運動が亢進する
胃-結腸反射ってのが起こるんですが、
これも排便には重要な要素になっとります。
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って
字に書き起こしてみると
どうですか?
我々、すごいことやり遂げてません?
我々、大人は
これら一連の行動を
何気なくやっとりますが、
まだ
トイレで排便する習慣のない
子どもにとっては
ウンコをするっていう行為は
実はすごいコトなんです。
こういうのを練習するんが
トイレットトレーニング。
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お腹に力を入れときながら
お尻の穴は緩めるってのは
案外、難しいんですよ・・・
我々、大人は
それだけでもエライし、
赤ちゃんが顔を真っ赤にして
ウンコが成功したならば
ほめてやって欲しいのです♪
こんなところから
親子のコミュニケーションって始まるんかもしれんですね♪
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