性欲の低下は
心血管にまつわる病気と
どうやら関連がありそう･･･
ってコトは
以前から言われてきました。
ご存知でした？
東洋医学的には
生殖機能をつかさどる腎という臓は
生殖機能のみならず
心とも深い関係があるんです。
車で例えるなら
心という臓は車のエンジン部分であって
血というガソリンを燃やして熱とかエネルギーを生み出して
全身に回しとるんです。
一方、
腎という臓は
車で言ぅとラジエターの働きをしとって
エンジンである心が
オーバーヒートを起こさんよう
腎に蓄えとる水で冷ましてくれとるんです。
性欲の低下っていうモノは
つまりは生殖機能をつかさどる腎が弱ってきとるというコトと
ほぼイコールの意味になるんで、
腎が弱ってくると
腎の冷ます働きも低下して
心が熱を持って
長期に渡ってくると
心および心血管の病気が
出ちゃっても不思議じゃない。
ただ
性欲は低下してますか？なんて
なんともデリケートなことなんで
患者さんに聞きにくいじゃないですか･･･
そこで
夜間の排尿回数が
そのヒントになるんです。
金沢大学大学院医薬学保健学総合研究科
泌尿器集学的治療学の重原 一慶 氏らが
夜間の排尿回数が多いと、
中高年男性の性欲低下リスクとよく相関している。
と報告されてました。
これも
東洋医学的に言ゃぁ
腎が弱ってくれば
オシッコを保持しづろぅなって
夜中にトイレに行く回数が
どうしても増えてきちゃうんです｡｡｡
つまり
夜中のオシッコが多い方は
性欲が低下しがちでもあるんですが、
それ以上に
心血管の病気のリスクも上がりがち･･･
って、関係性が見えてくる。
どうでしょうか？
夜中のオシッコすべてが
こういった原因だけの話じゃないんで
断定的に言ぅコトはできんのんですけど、
こういった傾向があるコトは
治療経験的にも言えると思います。
もし
夜中のオシッコで気になられる方は
お気軽にご相談ください。
腎の力を取り戻しつつ
心血管の病気も併せてケアしていきます。
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