東洋医学的には
生理痛や不妊の要因として
気虚(ききょ)、血虚(けっきょ)、
気滞(きたい)、瘀血(おけつ)などという要因があるとお話してきました。
それぞれ
まずは日々の暮らしの中で気を付けてもらいたいコトを
ご紹介してきました。
(それぞれの対処法などはこちらから → 『胃腸が弱いと・・・』
→ 『血が足りない・・・』
→『ストレスの多い時代なんで・・・』)
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これらの要因に共通することは・・・
血 あるいは 血流 に関する話ってコト。
簡単に言ゃぁ
血流を改善させるコトが
東洋医学的な治療ってコトになってくるんですが、
これらの治療には
順番というモノがあって、
まずは
血を作れるようになるコト。
で、
作れるようになったら
次は血を増やしていくコト。
で、
血が上手に作れるようになって血の量も増えてきたら
最後にしっかり流せるようになっていくコト。
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最初に挙げた
4つの気虚、血虚、気滞、瘀血という要因では
これらのどこでいちばんひっかかっとるか?を
しっかり確認して治療を進めていくんじゃけど、
こういった治療は
一度や二度の治療で改善される訳ではないってコトを
残念ながらここではお話しとかないと・・・
というのは・・・
血の製造工場である骨髄で赤血球が作られて
全身の血管を流れて最終的に脾蔵で壊されるのに
120日くらいかかります。
つまり
すべての血が新しく生まれ変わるのに
4ヶ月くらいかかるんです。
さらに
女性のリズムを作り出す卵子が
原始卵胞という卵子の大元から
成熟して立派な卵子に育っていくのにも
4ヶ月かかるんです。
これらを合わせて
よくよく考えていくと・・・
治療の効果が出てくるまでに
少なくとも4ヶ月くらいはかかっちゃう・・・んです。
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もちろん
それまでの間に
これまでしんどかった
生理痛が軽ぅなってきたり
生理前後に現れる
その他もろもろの症状が軽ぅなってくる部分はあります。
それはそれで治療効果を
感じてはいただけるモノではありますが、
少なくとも
4ヶ月くらいの時間は覚悟いただきたいのです。
いや
治療家に
4ヶ月くらいの時間を与えていただきたいんです。
そこだけは
治療を始める前にきちんとお話をしとかないと
治療家と患者さんであるあなたとの間に思い違いが生じて、
治療が巧くイカンだけじゃなく
いがみ合いになっちゃいますから。
生理痛や不妊にいちばん悪いんが
こういったストレスですしね。
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菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
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病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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