5月4日。
今日はみどりの日。
自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、
豊かな心を育む一日である今日は
自然な薬である
漢方薬に使われる生薬について
お話ししたいと思います。
富山県立大学と富山県の研究グループは、
漢方薬の実に7割に配合される甘草に
メタボ改善作用があると発表。
あっ、ちなみに
甘草という植物は
ちょうど今頃、
3月5月に田んぼのあぜ道なんかによぅ咲いとって
砂糖の150倍の甘味を持つ
昔からよぅ親しまれとる植物です。
なんでも
甘草の成分のひとつ
イソリクイリチゲニンを摂取すると、
肥満と関係する
ファーミキューティス門の腸内細菌が減少して、
逆に
痩せに関係する
バクテロイデス門の腸内細菌が増えたと。
さらに
メタボ改善作用のある
マッカマンシアとパラバクテロイデスという
腸内細菌が著しく増加してたと。
となると・・・
甘草をたくさん摂るとメタボを改善できる♪
なんて
短絡的に考えると
副作用に苦しむコトに・・・
なにせ
甘草の主成分である
グリチルリチンってのは摂り過ぎると
高血圧やむくみ、偽アルドステロン症などという
恐い副作用を引き起こすのです・・・
ねっ。
短絡的とかやり過ぎはダメなんです!!
自然由来だから
安全、安心なんてコトはないのです。
漢方薬にも
そんなイメージをお持ちでしょうが、
案外、危ないもんもたくさんあるんで、
よぅよぅ勉強しとるお医者さんか薬剤師さんに
きちんと診てもろぅてくださいね。
そこら辺のお医者さん、薬剤師さん誰しもが
漢方に詳しい訳ではないんで。
漢方に興味を持って
特別に勉強したお医者さんや薬剤師さんでないと
医学部とか薬学部では
漢方薬の勉強なんてほとんどないんでね。
話が逸れましたが
歳を重ねて足が良くつるという高齢の方がよぅ飲んどって
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)、68番も飲み過ぎると
先ほどみたいな副作用が出やすいんで
お気を付けくださいね。
というのは
一日にだいたい7.5gくらい
甘草を使うと副作用が出始める。
芍薬甘草湯には
甘草が特別多く含まれとって
一日6g入ってますから、
敏感な人なんかでは
副作用が出る可能性もあるし、
他の漢方薬も合わせて服用しよって人は
許容量を超えちゃうことも・・・
いずれにしても
短絡的とかやり過ぎはダメなんで
勉強しとるお医者さんか薬剤師さんに
相談してからにしてくださいね♪
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
お気軽にご相談下さい!!
予約優先 で鍼療しております。
ご相談・ご質問などがございましたら、
お電話などでご連絡下さい。
TEL:082-262-9522
FAX:082-262-0150