うちのような
東洋医学でやっとる所には
ステロイド薬を嫌う方ってのが
けっこういらっしゃる。
治療法を選択するんは
患者さんの権利ではあるんで
好きとか嫌いとかあってもえぇとは思うんですけどね、
ただ
医療の観点からすれば
そこまで嫌わんでも。。。
と思う時がけっこうあります。
というのは
治療上、必要な時ってのも確実にあるなぁ・・・と
個人的には考えておりまして、
簡単に言いますと・・・
ステロイド薬の
一時的、短期的な使用は
そんな心配いらんと考えてます。
みなさんが抱いてらっしゃる懸念というのは
長期に渡る連用って時に出てくる問題のような気がしてね。
それを分けずに一緒くたにして
嫌いってのはいかがなものか?と・・・
長期にわたるステロイド薬の使用により、
脳の一部の領域が縮小あるいは拡大するなど
脳の構造が変化する可能性があるコトが分かった。
ステロイド薬を長期に渡り連用しよると
不安やうつなど精神面への悪影響があったり、
糖尿病や高血圧、骨粗鬆症など身体面への悪影響もあるなどと
言われとります。
先の研究は
ライデン大学医療センター(蘭)のMerel van der Meulen 氏らの研究で、
ステロイド薬の長期・連用により起こる
この脳の構造変化により
精神面への悪影響について
説明ができるかもしれないと報告しておりました。
まぁ
今回の研究からだけでは
断言できる訳ではないんですが。
ステロイド薬には
抗炎症作用や抗アレルギー作用、免疫抑制作用に血管収縮作用など
幅広い作用をもっているがゆえに
たとえば
喘息だとかアトピーだとか膠原病や関節リウマチなどなど
幅広い病気に用いられる訳です。
また
ステロイド薬ってのは
すみやかによく効くものですから
症状がひどい時など
必要な時には使うべきなんですね。
その一方で
安易に使われるコトも多い・・・
さらに
症状が収まりやすいがゆえに
漫然と使われ続けるコトも多い・・・
これがイケン!とは思うんですよね。。。
東洋医学的に診ると
ステロイド薬ってのは命を主っとる腎の力を
前借りしとるんですね。
だからこそ
強力な効果を発揮する。
でも、裏を返せば
寿命を削っとるとも言えんくもない。
じゃけぇ
安易に漫然ってなると・・・
ですから
必要最小限で使って欲しいなと・・・
で、
急場をしのげば、
根本的な部分にアプローチすべく
治療をしていかんとね。
その時に
東洋医学は力になれると。
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