女性の子宮の中では
およそひと月の時をかけて
子宮内膜を育んどります。
この子宮内膜は
赤ちゃんが宿るベッド。
ひと月かけて
フカフカで温かいベッドを創り上げても
妊娠しなければ
子宮内膜ははがれ落ち、
次の周期に向けて
また新鮮なベッドを用意していきます。
このはがれ落ちる時、
子宮内膜は酵素で分解されて
バラバラになってから体外へと排出するんですが、
この酵素が
もっとも働きやすい温度が37℃。
つまり
子宮の中が37℃くらいがちょうどえぇんです。
というコトは
体温計で測った温度は
36.5℃くらいは欲しいトコロ。
身体が冷えて
子宮の中も冷えてしまうと、
この酵素が巧く働けず
子宮内膜は分解されないまま
ベリベリと無理矢理はぎ取られるコトに･･･
これが
月経痛のひとつめの要因。
無理矢理はぎ取られると
はがされた所には傷ができるし、
出血もしてくる。
それで
経血量は必要以上に多くなる｡｡｡
今度は
経血の量がムダに増えて
血がたくさん出て行っては困るんで
止血しようと
血管を収縮させるプロスタグランジンってのが
出てくるんですけど、
このプロスタグランジンは
子宮も収縮させる。
このとき
子宮が冷えとると
カチカチの子宮を
無理くり収縮させるコトに･･･
これが月経痛のふたつめの要因。
この痛みを
痛み止めで和らげようと使うと、
痛み止めは
体温を下げちゃうんで
ますます冷えは悪化しちゃうコトに｡｡｡
痛み止めを使った
その時は楽になるんですけどね。
根本的な解決にはならんし
むしろ悪化を招いちゃうコトに･･･
ここまで
お話を聞いていただいて
どうすればえぇんか？
もうお分かりでしょうかね。
簡単に言ゃぁ
身体を温めると
月経痛は楽になっていく。
もっと長い目で見れば
体温を上げていくコト。
というコトで
とりあえず湯船に浸かりませんか。
じんわり、ゆっくり温めていく。
この時期には
ちょうどえぇんじゃないでしょうか。
もちろん
東洋医学で体温UP！もお手伝いしますんで、
少し時間はかかりますが
じんわり、のんびり身体を温めていきましょう♪
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