薬のお値段って
国が決めてるって
ご存知でしたか???
薬って
公定価格とか薬価とか言いまして、
建前上は
国が決めた値段で薬局は仕入れまして、
そのままのお値段で
患者さんにお渡しするコトになっとります。
つまり
薬はただ横流ししとるってのが
建前上の話なんです。
ただそれじゃぁ
メーカーさんも卸さんも
これでは買ってもらえんので
公定価格から値引きをして
買ってもらおうとするんですが、
この薬価差益(やっかさえき)が
医薬品の過剰使用や医療費の増大につながっとるとして
厚生労働省は
定期的に市場実勢価格を調査し、
薬価の見直しを
毎年、するようになってます。
昔はこの薬価差益で
薬局さんは儲けてたらしいですけど、
今はこの薬価差も
ほとんどなくなっとるんで
薬価差益では儲からんらしいですけどね。。。
ただ
薬価を抑えようとするこの仕組みが
悪さをしとる面もありまして、
ひとつは
世界的に使われとる薬が
入りにくぅなっとるコト。
というのは
世界市場では3〜6%の成長が見込みがあるものの
国内市場では
今後、マイナス成長しか見込めないとのことで
とくに
海外の新興企業が投資を避けとるんですって。
つまり
新しい薬が入って来づらいと。。。
事実、
海外では使われとっても
国内では承認されとらん薬がどんどん増えよるらしいですよ。
それで
患者さんの不利益になると。。。
もうひとつは・・・
ジェネリックが
年々、採算が取れんくなっていって
赤字が膨らんでいくんで、
だんだん
ジェネリックを作る
メーカーさんが撤退していっとって、
まぁそれでも
薬って簡単に撤退も許されんですから
比較的新しい薬で
赤字を補填しながらなんとかやりくりすると。
そうなると
えぇ加減な作り方をして
コストを下げようとなる。。。
で、
品質問題が起きて出荷制限がかかって
薬が足らんなっとるという昨今の悪循環という始末。
今の説明は
途中を端折って簡単に言い過ぎとりますが、
おおざっぱに言ぅと
こういう構造的問題があるんです。。。
もちろん
暴利をむさぼらせてはイケンのですが、
患者さんに
不利益が回ってくるんもね。。。
こういった問題が
実は今、みなさまには迫ってきとるんです。。。
いや、実際、
もうすでに目に見えてきとる・・・
ここ最近の日本に
明るい話題は少ないですねぇ。。。
どうにかならんかなぁ。。。
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