そもそも
医療ってモノは
薬や治療による利益が
副作用などの不利益に勝る時に
初めて施されるモノってご存知でしたか?
薬って飲めば効くって
思ってらっしゃるかもしれませんが、
一方で
副作用などの
不利益の可能性がある訳です。
たとえば
抗がん剤なんてのは
がん細胞にも効くけど
正常な細胞にも作用して
細胞が取り込む薬の量が
がん細胞のほうが多いから
きっと
がん細胞を叩いてくれるじゃろぅという
不利益を利益が勝るという
発想から治療に使っとるんです。
その結果、
がん細胞は叩けても
肉体もボロボロ。。。
そういう現実が多々ある訳です。。。
まぁ命は助かったから利益が勝ったじゃない♪
みたいな考え方で
医療は考えなければならない。
妊娠・出産にまつわる医療も
当然、同様の考え方が適用されとって、
たとえば
切迫流産の治療では
副腎ステロイドの投与が行われ、
事実、
新生児の死亡率や罹患率を
減少させてくれるんじゃけど、
その後、一年間の間に
重篤な感染症のリスクが
高まっちゃってるコトが分かったと。
台湾・長庚記念病院の
Tsung-Chieh Yao 氏らの研究です。
その研究によると・・・
肺炎で1.39倍、
急性胃腸炎で1.35倍、
敗血症で1.74倍ほど
リスクが上がってたと。
東洋医学的に考えてみると・・・
お母さんに投与された副腎ステロイドは
ヘソの緒を通して赤ちゃんにも行くでしょう。
そうすると
生まれてきた後に
赤ちゃんの腎の働きは
通常より一時的には高まるんじゃろぅけど、
その後、急激に低下しちゃうんじゃないかな。
東洋医学的には
腎という臓器は
親御さんからもろぅた命の源を宿しとるんで
ここの機能が落ちると
生命力が下がっちゃうんです。
とくに
新生児ともなれば
心身の成長に
この親御さんからもろぅた
命の源を大いに使ぅとるんで、
高まった後の急落は
抵抗力を著しぅ下げるコトに
つながっとるんじゃないかなぁ。。。
あっ、ちなみに
副腎ステロイドってモノは
その名の通り、
腎の作用を
腎に代わって発揮してくれるんで
一時的には高まるんじゃけど
その反動みたいなもんで
その後、腎の働きが低下しちゃうんです。
で、
切迫流産も
腎の働きの低下が主な原因で
これは東洋医学で補っていけば
切迫流産も対応できるんで早めにご相談いただければなと。
ただし
切迫流産を防ぐためには
副腎ステロイドが有効なのもれっきとした事実です。
そこで
不利益を利益が勝ればという
考え方は忘れないでください。
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