先月、表沙汰になった話。
夫の死亡を伏せて治療を受けることが
ガイドラインに違反することを認識しながら
『子どもを持ちたいとの強い願望を優先し、
行動に移していたことが確認された。』
行動というのは
提供された精子による
不妊治療を受けたというコトです。
現在のルールでは
婚姻中の夫婦であれば
子どもと夫との父子関係は成立するけど、
夫の死亡後の治療では
父子関係が成立せずに、
精子を提供したドナーが
子どもの認知を求められる可能性が出てきちゃう。。。
簡単に言ゃぁ
この女性はルール違反を犯したというコトです。
不妊に悩む方の役に立ちたいとの
善意で精子を提供した人が
将来、
親子関係をめぐる
紛争に巻き込まれかねない。
こうなってくると
精子の提供を拒む方が
出てくるかもしれません。
![]()
生き物は
子孫を残していくコトが
本能にあるでしょうから、
立派な理由がなくとも
我が子を望むっていう面があるんは
分からなくもない。
しかし
現代の人間社会を考えると
子どもにとって
親子関係が重要なコトも
また否定できません。
現実的なコトを言ゃぁ
子どもへの福祉に不利が生じるコトもあったり。
ひと昔前なら
こういった技術がなかったんで
男性と女性が
実際に交わらなければ
子どもは産まれてこなかった。
ある意味、
分かりやすかった訳ですが・・・
こういった技術が可能になったコトで
いろいろ複雑になってきとります。
![]()
これまでも
お話ししてきましたが、
遺伝子だけが
親子や家族を結び付ける
モノじゃないかもしれません。
子育てしていく中、
暮らしていく中で
親子や家族の結び付きが
育まれていく面もあると思います。
しかし
現在は現在のルールがあるのも事実。
治療を受けるカップル、
産まれてくる子ども、提供者や代理母など
それぞれの立場をどう尊重した仕組みを作っていくか。
専門家や政治家に
丸投げするんじゃのぅて
我々ひとりひとりが
真剣に考えていかんと
産まれてきてくれる子どもが
不幸になってしまう気が・・・
![]()
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
お気軽にご相談下さい!!
予約優先 で鍼療しております。
ご相談・ご質問などがございましたら、
お電話などでご連絡下さい。
TEL:082-262-9522
FAX:082-262-0150