うちでも
診させていただくコトが
まぁまぁあるんですが、
抗がん剤での
治療をしよって出てくる
痛みとかしびれに関するお悩み。
この痛みやしびれ
なかなかしんどいみたいで・・・
ワタクシ自身は経験ないですが、
治療させてもらいよっても
そのおつらさはよく分かる気がします。
こういった症状を
化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)と呼ぶそうで、
がんの治療に使う薬、
いわゆる抗がん剤ってのは
がん細胞にだけ
特異的に効くんじゃのぅて、
いろんな細胞に
まんべなく効いてしまうんで、
痛みを感じる感覚神経
中でも痛覚神経って細いモノですから、
その分、
抗がん剤もある意味、良ぅ効いて
痛覚神経を傷付けてしもぅて
痛みやしびれなどが出るのです。
(この差を利用して痛みを止めるんがいわゆる“麻酔薬”ってヤツです。)
抗がん剤での治療を受ける
患者さんの70〜90%で
痛みやしびれ、
熱感、ピリピリ感、チクチク感などがあるようで、
中には
バランス感覚の問題が出る方も・・・
半数の患者さんでは
治療後も症状が持続するそうです。。。
さらに
この末梢神経障害のせいで、
治療自体が
中止になったり、
薬の量を減らさざるを得ず、
目的が果たせなかったりってコトも。
痛みやしびれで
しんどい思いをする上に、
がんの治療も
ままならんという・・・
そんな
最悪の状態を防ぐべく
東洋医学で
お手伝いさせていただいとるんですが、
スイス・バーゼル大学のFiona Streckmann 氏らの研究で
CIPNの回避に運動が有効であり、
運動をした患者は
運動をしなかった患者より発症する人が半分だった。
コトが分かったと。
現時点では
末梢神経障害の予防や回復に
有効な薬剤はないにも関わらず、
米国では
患者1人あたり270万円以上を
費やしとるそうで、
運動で回避できるなら
金額的にもお得ですしね。
おそらくですけど
運動によって
めぐりが良ぅなるコトで
末梢神経にも
酸素や栄養が十分にめぐって
末梢神経が
傷付きにくぅなったり
もしかしたら
神経が回復するんかもですね。
運動に
さらに東洋医学も合わせれば
もっと良ぅなるかも。
それは今後の検討課題ですがね。。。
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