医療の知識って
10年前はひと昔前ってコトが
残念ながらよぅある・・・
まぁそういうコトって
世の中にはよぅあるんじゃないか?
とは思うんですけど、
自分の領域である医療では
ホント、よぅあるんで、
知識のアップデートは
必須じゃと言い切れます。
![]()
というコトで、
ちょっと性急かもしれんのですが、
最新の情報を
お伝えしとこうかなと。
米国オレゴン健康科学大学のJoshua R. Lupton 氏らの研究で
自動体外式除細動器(AED)の電極パッドを貼る位置が
前面と側面の場合と前面と背面の場合を比較したら
前面と背面の場合の方が自己心拍を再開しやすかった。
コトが分かったそうで。
自動体外式除細動器って言ぅても
ちんぷんかんぷんかもしれませんが、
AEDって言ぅと
分かってもらえると思います。
簡単に言ゃぁ
心臓が止まってしもぅた人の
胸辺りにパッドを貼って電気を流して
止まった心臓の動きを
再開させようって機械です。
![]()
これまでは
右の鎖骨下辺りと左の脇腹辺りに
パッドを貼って、
電気を流すかどうかのボタンを
ポチッと押していましたが、
このたび、実験的に
右の鎖骨下辺りと左の背中に貼ってみたら
こちらの方が
心拍の再開が良好であったと。
どちらに貼るにしても
電気が流れる道が
心臓を串刺しにするイメージ。
ただ
右鎖骨と左脇腹じゃと
心臓の表面を串刺しにする感じで
平面に近い串刺し。
これが
右鎖骨と左背面じゃと
より立体的、3Dで
串刺しになるイメージ。
![]()
イメージ、できてます???
これまでも
右鎖骨と左脇腹で効かんかった場合、
パッドを貼る位置を変えて
もう一度やってみる!ってのは
専門的な研修を受けとる方には周知されてましたが、
これは
あくまでイレギュラーじゃったんで
公にはされてなかったハズですが、
今回は
しっかり研究してみて分かったと。
とくに体重が
90kgを超えるような方では
この傾向が顕著じゃったんで、
これからは
右鎖骨下と左背中に貼るやり方が
スタンダードになってくるかも。
ただし、
まだ症例数が少ないんで、
まずは
右鎖骨下と左脇腹に貼るやり方で
ボタンをポチッと押すようにしといてください。
![]()
これには
もうひとつ理由があって、
たとえば
首の骨の損傷が疑われる可能性がある場合、
背中に貼ろうとして
首を動かしてしまうと危ないから。
ですから、
もうちょっと研究が進むまでは
これまでのやり方を優先して。
それで
心拍が再開しない場合は
背中に張り直す方法を考えてみてください。
情報が確定的になりましたら
また、お知らせいたします。
それよりも何よりも
誰でも使えるような作りになってますし、
AEDは
自動で電気を流すかどうかを判断してくれるんで、
心臓が止まっとるかも・・・
と思ったら、
迷いなく、
AEDを使ってください!
![]()
それをお願いしたいです。
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
お気軽にご相談下さい!!
予約優先 で鍼療しております。
ご相談・ご質問などがございましたら、
お電話などでご連絡下さい。
TEL:082-262-9522
FAX:082-262-0150