個人的な話で
大変、恐縮なんですが・・・
ここ一ヶ月あまり
奥歯の大工事中です。。。
ワタクシ、
親からの譲りモノで
これまで虫歯は人生、2本。
どうやら
虫歯になりにくい体質のようで、
それゆえに
歯に関する関心が薄いんですが、
これまた
親から受け継いだようで・・・
20代後半から
歯のくいしばりがキツく、
これまで3本、
歯が割れるという事態に見舞われとります。
それでも
小さい頃に習得しなかった
歯の大切さに対する意識の欠如は
なかなか修正されるコトなく、
半年に一度の定期健診に
通ってはいたものの、
その歯医者さんが
高齢で閉院されてからは
定期健診もおざなりになっていたのです・・・
それから
およそ4年・・・
ひと月半ほど前に
歯の猛烈な痛みに襲われ、
鍼と漢方薬で
なんとかしのいでみたモノの・・・
さすがにこの歳。。。
根本的に治さにゃ
将来、マズいコトになるなと思い、
久しぶりに歯医者さんへと向かったのです。。。
というのは・・・
奥歯のかみ合わせが失われると
アルツハイマー型認知症の発症リスクが高まるという研究結果を、
九州大の研究グループがまとめた。
なんでも
奥歯のかみ合わせが
すべて揃っている人に比べ、
かみ合わせが
一部、失われた人は
認知症の症状が
1.34倍高まってたと。。。
前歯も含めて
かみ合わせがまったくない人では
1.54倍も高まってたそうで。。。
今回の研究で
奥歯の喪失と認知症の関係が
はっきり特定された訳じゃないけど、
奥歯の喪失により
脳血流の減少が起こったり、
栄養状態が低下したり、
会話困難や自信喪失による社会活動の低下などが
複雑に絡んで
認知症が進みやすぅなるんじゃないか?と。
東洋医学的に考えてみたら
歯は腎と深く関係しとります。
その腎は
脳とも深く関係しとります。
で、
歳を重ねると
いちばん
歳の影響が出やすいんが腎。
歳を重ねると
腎は弱りやすいんで、
歯も弱ってくるし、
脳も老化してくるコトになっとります。
そういった
自然の摂理がある中で、
さらに
歯を失うと
歯とか骨とかって
圧力がかからんと鍛えられんなるんで、
歯は
当然、弱るし、
歯の大元である腎も
弱りが加速しちゃう訳です。。。
で、
腎が弱ると
それにつながっとる
脳の老化も加速しちゃうと。。。
ですけど、
現代のこの世の中には
入れ歯やインプラントがある。
これらを利用すれば
残った他の歯には刺激が入るんで、
腎にも刺激が入ってくれて
脳の老化も遅らせれるハズ。
もちろん
歯が元気なうちから
定期健診などにちゃんと通って
親からいただいた
元々の歯を大切にするコトが
なによりも大事。
歯医者さんの回し者ではありませんが
この歳になって痛感いたしましたので、
お伝えしとる次第です・・・
歯は大切に!!
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
お気軽にご相談下さい!!
予約優先 で鍼療しております。
ご相談・ご質問などがございましたら、
お電話などでご連絡下さい。
TEL:082-262-9522
FAX:082-262-0150