これまで人類は
幾度なく訪れてきた困難を
乗り越えてきました。
近年では
その困難を乗り越える手法のひとつに
科学というモノがあるでしょう。
科学という
手法を手にした人類は
それまで
百年とか千年という時間がかかっていた
困難突破を
数十年という時間に
短縮するコトができるようになりました。
そういう意味で
科学ってすごいモノだなと。
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みなさんもご存知、
献血という仕組み。
健康な方から
血液を分けていただいて
保存しておく。
そうして
事故やらケガなど
何かしらの緊急時に
保存しておいた血液を
必要な方に輸血して
困難を乗り越えようとする仕組み。
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ただ
その血液の保存期間が
4週間くらいなんですよね。。。
(血漿だけなら1年保存できるんですが・・・)
なんで、
毎日、毎日、献血をお願いしていかんと
イケんのんですよ。。。
で、
何かしら不測の事態などがありますと
血液が足りんで
救える命も
救えんなったりしちゃう。。。
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そこで
昔から
人工血液を
なんとか作れぬモノか?と
人類は挑戦してきとるんですが、
今のところ、
実用化には至らずというのが現状で。。。
ただ、ここに来て
奈良県立医科大学 医学部 化学教室教授の酒井 宏水 氏の開発した
人工赤血球が第Ⅰ相治験をクリアし、
実用化に向けた
ハードルをひとつ超えたそうで。
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いろいろ難しいコトはあるんですが、
ひとまずそんなコトは横に置いといて、
この人工赤血球は
血液型がないんで
1分1秒を争う現場で誰にでも使える。
室温で2年
冷蔵なら5年という
長期保存ができる。
となると、
離島やへき地でも
常備して使えるようになる。
酸素運搬能力も使用に耐えうるなどの
特徴があるそうです。
これらのメリットを見よると
ぜひ実用化してもらいたいなと。
人工赤血球が
実用化されれば、
もっと多くの命を
救えるようになるハズ。
人類は
また困難のひとつを
乗り越えられるんじゃないかと。
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