妊娠・出産に関わる根本は
気と血、そこから生成される精が
大切じゃという話をしましたが、
(その話は ⇒ 『妊娠する前から・・・』
そのために
日々の養生が必要で
あなた自身も治療に参加してもらわんと
治療だけじゃなかなか叶わんよ!
みたいな話でした。
その理由を
東洋医学的に
もうちょっと詳しく。
昔の本には
『気・血を整えて妊娠しやすぅするためには
ただ命門を補い、陽気を守り、高めるコトが大切』じゃと
書いてありまして、
命門(めいもん)というトコロに
精と血が貯えられとるコトを考えると、
生命の門である命門を開いて
しっかり働いてもらうためには
命門の陽気を高めるコトが大切じゃと。
これは
東洋医学的な治療で
高めていくコトになるんですが、
大元の精と血を作り出す源泉は
脾胃(=胃腸)と心にあります。
胃腸は
飲食したモノから
気・血・水という
東洋医学の身体を動かす三要素の大元を産み出す場ですから、
胃腸が健やかでなければ、
気・血・水を順調に創り出せませんし、
心は
胃腸から受けとった
三要素の大元を血に創り変える場なんで
心も健やかでなければ、
妊娠に大切な血を創り出せなくなります。
まっ、
つまりは、
胃腸と心を健やかに保って
普段使い以上の気や血を
妊娠前から貯蓄分を貯えておくコト。
そのために
バランスの良い食事を腹八分目にして、
間食は止めて、
食事の時間も規則正しぅして
胃腸をいたわってあげる。
また、感情の波は
心を疲れさせますから
感情の片寄りをなるべく避けて、心穏やかに。
できることなら
そのもうひとつ上の
心を豊かにしてあげられるよう、
自分なりの心地良いコトや
ストレス発散方法なども実践しつつ。
この辺りのコトって
ある程度は治療で関われますけど、
ほぼほぼ
あなた自身しか
実践できませんから。。。
じゃけぇ
あなた自身も
治療に参加してくださいね!
と、
呼びかけさせてもろぅとるんじゃし、
治療家の限界でもあるんで、
いっしょに
身体を創り変えていきましょ!
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
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病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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