正月、2日目。
いかがお過ごしでしょうか?
昨年は
元旦に能登での大きな地震があり、
正月、2日には
羽田空港での航空機事故が起き・・・
大きな不安で
始まりまりましたが、
2025年は
穏やかに始まって欲しいなと。
まだ、それらの傷から
癒やされてない方々もいらっしゃると思います。
お見舞い申し上げると共に
そういった方々にも心癒やされる一年になるコトを
心から願いながら・・・
開業以来、うちの鍼灸院では
妊娠・出産、産後、育児にまつわる事柄に
力を入れさせていただいとります。
というのは、
我が子が産まれて来てくれた時に
予想外のコトが起こり、
生きるか死ぬかの
狭間をさまよった経験から
妊娠中にもっとできるコトがあったんじゃないか?
なんていう想いに駆られたから。
振り返って考えると
妊娠中に何かがマズかった訳ではなく、
たまたま、
めぐり合わせで
そうなってしまっただけで、
特別、何かできるコトはなかった
ような気がするんですが、
それでも
妊娠中にできるだけ良いコトを実践するために
お手伝いできたらなぁ・・・
そんな想いで
東洋医学的な妊娠、出産にまつわる
勉強をしてきました。
そうしたら
妊娠前も大切じゃし、
産後のお母さんや
子育てだって大切じゃなって
感じるようになって
お母さんと赤ちゃんにまつわる
全般に力を入れるコトになったという
事の次第であります。
あっ、うちの子をご心配いただける方にご報告。
うちの子はその後、無事に育ち、
その時は息をしとるだけでも・・・なんて願ってたのに
お年頃の今では、毎日、親子ゲンカを繰り広げとります。(笑)
子育てって、難しいですねぇ。。。
というコトで、
東洋医学的なサポートに力を入れておる訳ですが、
当然、
西洋医学の方も
日進月歩で研究は進んどります。
流産や死産を繰り返すが
確実な治療法がない「不育症」で、
血液に特定の抗体を持つ女性に、
血液を固まりにくくするアスピリンやヘパリンを投与すると、
出産に至る確率が上がることが分かった。
お腹の中で
赤ちゃんが順調に育たず、
流産や死産に至ってしまう不育症。
カップルの約5%で起きていて
半分以上で原因は不明じゃと言われとります。
今回、
不育症女性の4分の1で陽性になっとる
自身を攻撃してしまう
ネオセルフ抗体を持っとる女性に
血液を固まりにくくする
アスピリンやヘパリンを投与すると
投与を受けた
14人中13人が出産できたのに対し、
投与を受けてない方では
7人中3人に止まったと。
さらに
ネオセルフ抗体が陽性の場合、
胎児発育不全などという
産科絡みで起こる異常も
34人中2人と低く抑えられとるコトも分かったと。
アスピリンやヘパリンっていう薬は
いわゆる、血液サラサラにするって薬で
これまでも
たくさんの方に使われてきた
歴史も実績もある薬です。
詳しいメカニズムは
まだ分かってませんが、
ネオセルフ抗体が陽性になると
血流が悪ぅなって
赤ちゃんが順調に育たんコトが予想される訳です。
東洋医学では
こういった状態を
血虚(けっきょ)とか瘀血(おけつ)と呼んで、
それぞれ
治療を推し進めていく訳ですが、
血虚とか瘀血に
ネオセルフ抗体が絡んどるんかもしれんのですね。
とまぁ、
今の最先端である科学的研究と
昔から続く、古くさい東洋医学が
重なってくる面があって
当たり前のコトかもしれんけど、
人の身体ってひとつで同じモノで
診方が
科学的か経験的かの違いだけなんかもなぁ・・・
って感じるんです。
それと
昔の人の観察眼ってものすごいなぁ・・・
って。
計測するような機器もない時代に
たくさんの人を観察していく中で
普遍的な法則みたいなモノを見付け出す。
それをまた吟味して
なんてコトを繰り返してく中で
精度を高めていったんじゃないかと
想像するんですが。
で、
その診方が違うからこそ
どちらか一方で
行き詰まった時に
もう一方の診方をすると
解決策が出てくるんじゃないかなって。
じゃけぇ
うちでは東洋医学を推していこうかなと。
というコトで、
2025年もひき続き、
妊娠・出産・産後・育児にまつわる
東洋医学でのサポートに邁進してまいります。
何かあれば
いつでもお気軽にご相談ください。
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