昨日に
ひき続いて・・・
の話になるんですが・・・
昨日の話ってのは
これから温っこぅなってくると
海にお出かけになられるコトも増えるでしょうから、
ウニのトゲにはご注意ください!
っていうお話じゃったんですが・・・
(その話はこちらから → 『これからの季節、ご注意ください!』)
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本日は
昨日にひき続きまして・・・
ヤマアラシのトゲにはご注意ください!
っていうお話。
ヤマアラシって
背中に長く、鋭い針状の体毛が密生しており、
一見、よく似た感じなんじゃけど、
ユーラシアとアフリカに住んどるヤマアラシ科ってのと
南北アメリカに住んどるアメリカヤマアラシ科の
2グループおるコトに注意が必要です。
ヤマアラシに関するテストがあれば、
きっと出題されるポイントでしょうね。
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で、
天敵から身を守るために
体毛が進化してトゲになったと。
そのトゲは
中空でケラチンでできており
長さ15〜30cm程度じゃけど、
時に最大50cmまで成長し、
後方に向いた鋭いかえしがあって
刺さるとなかなか抜けない構造になっとるんだとか。
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これはもうほぼ、凶器。。。
天敵に遭遇すると
背中のトゲを逆立てて
後ろ足を踏みならして
相手を威嚇したり、
それでも相手がひるまなければ、
相手に対して後ろ向きに突進していくそうです。
トゲは硬く
ゴム長靴くらいなら貫通させてしまうとか。
また捕食されても
この硬いトゲが相手の口や内臓に突き破り、
感染症や病気を引き起こさせるんで
大型の捕食動物でさえ狙わないんですって。
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そんな硬くて恐いトゲを持つ
ヤマアラシに襲われると・・・
左前腕と顔に8〜10本のトゲが刺さり、
左耳前部に深く刺さった3.5cmのトゲが重度の痛みと開口障害を引き起こし、
CT検査により、
耳前部から顎関節に達する透過性の高い鋭利な物体が確認され、
この針が
口を開ける際の下顎頭の動きを妨げていることが分かり、
局所麻酔下で緊急手術を受け、
鉗子を用いて慎重に取り出された。
感染予防のために
抗生物質他が投与され、破傷風トキソイドも投与された。
幸い、この患者さんの
その後の経過は順調じゃったらしく、
口は開くように戻り、
痛みも軽ぅなって、合併症も残らなかったと。
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しかし、
ヤマアラシのトゲが刺さると
このように大ごとになります。。。
もし万が一、
ヤマアラシに遭遇してしまった時には
刺激することのないように
速やかに退避するコトをおすすめします。
って、そんなコト、日本じゃないか・・・ (笑)
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