不妊でお悩みの方は
知識としてご存知かもしれませが、
男性不妊の場合、
精子の質や量などが影響してきます。
中でも
精子の質については
精子の形っていう問題がありまして、
今回、大阪大学のチームの研究で
精子が正常に形成されるためには
たんぱく質同士が結合した複合体が必要で、
これを欠いた場合、異常が起こり
精子の頭部の根元が折れ曲がってしまい、
受精できなくなってしまう。
コトが分かったと。
なんでも
このたんぱく質は
別のたんぱく質に働きかけて、
不要な部分を取り除いて
みなさんの知っとる
いわゆるオタマジャクシ形にしとるんですが、
このたんぱく質が欠損すると
精子の頭部に変形が生じてしまい
受精できんなるそうです。
分かりました？(笑)
まぁ今回の研究は
マウスでの話なんじゃけど、
人間にもあるたんぱく質で
男性不妊の原因解明にもつながる可能性が
高いんじゃないかと。
東洋医学的には
精子の形の異常については
血の不足か血の渋滞で
対応するコトが多いんですが、
その裏には
こういった科学的なメカニズムが
関係しとるんかもしれんですね。
あとですね、
これを応用すれば
男性の経口避妊薬の開発に
つながるかもしれんそうです。
女性用の
経口避妊薬はあるけど
男性用のはないんで、
それはそれで
期待大なんじゃそうです。
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