近年は
自然に死ぬるコトが
普通ではなくなりつつあります。。。
そのひとつの理由は
医療が進歩し、生きながらえらせるコトが
できるようになってきたから。
例えば、
死に際でも
管をつなげば、寿命を延ばせられる。
こうなると
家族を少しでも生かそうとしちゃう。
だって
家族との別れは辛いですもんね。
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ただ
それが幸せかどうかは
また別の問題。
亡くなる方の死生観もあるし
残される家族の考え方もあるんで
一概には言えませんが。
どんな
最期を迎えたいですか?
とある記事で
へぇっと思ったんですが、
今日はそれをシェアして
最期の迎え方を考えてみては?と思いまして。
①経管栄養 (痿瘻)
経管栄養を選択すれば、
食事を嚥下する負担がなくなり、
誤嚥のリスクが低下して、
いったんは状態が落ち着くが、
唾液による誤嚥性肺炎は起こり得る。
しばらくすると
徐々に衰弱が進み、
感染症や褥瘡が頻発するようになる。
そうして最終的には
痿瘻から栄養を投与すると発熱や嘔吐が生じ、
栄養の漸減・中止になり
最期を迎えるコトになる。
なお、唾液を誤嚥する場合には
吸引が必要となり、
吸引は不快感を伴う処置であるし、
療養場所についても再検討する必要がある。
痿瘻を造設すれば、
何もしないより長く生きられ
一般的に予後1〜2年程度だが、
先ほどのような
しんどい時期をある程度過ごすコトになる。
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②末梢・皮下輸液
予後に関しては痿瘻より短く、
通常は2〜3ヶ月ほど。
浮腫を避けられれば
肺炎なども起こらず、
穏やかに過ごせる方が多い印象。
ただ、
血管が細くなると穿刺が困難となり、
何度も針を刺してしまう事態に陥りかねない。
また、
血管の捕捉が難しい際は
末梢輸液ではなく、
皮下輸液の方が失敗しにくく、
患者の苦痛は少ないと考えられる。
しかし、
一度、点滴を始めると、
家族・介護者が終了を決断するハードルは高く、
最後まで
点滴を希望される例が多い。
③何もしない
予後は大抵、1週間以内。
患者自身は
あまりしんどそうに見えないケースが多い。
しかし、
家族としては何もしないコトに
不安を覚える方も少なくない。
残された時間が短いからこそ、
家族・介護者に積極的に
関わってもらいやすい点はメリットかも。
例えば、
『1週間程度なら対応できそうだし、
最期は自宅で過ごさせてあげたい』などと
施設から家に帰る決断をされる
家族・介護者もいる。
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大分市・よつばファミリークリニックの
藤谷 直明 医師の体験記と言いますか、報告です。
一部、改変しておりますが、
おおむね意味合いは伝えられているかと考えております。
自然には
だんだん食べられなくなって
枯れるように細くなっていって
衰弱していき最期を迎えます。
そういった
亡くなり方は
あまり苦しまないと言われます。
点滴などを実施すると
お腹や肺に水が溜まり
しんどい思いをすると言います。
死生観ってのは
いろいろありますから
一概には言えません。
あなたは
どんな最期を迎えたいですか?
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