東洋医学って
現代科学がない時代に
発展・発達してきたモノなんで、
ある意味、
非常に原始的、感覚的な医学かもしれません。
原始的、感覚的って言ぅのは
例えば、脈を診たり、お腹を触ったりして
いわゆる、診断を付けていくなんてのは
数値で現せる訳ではなく、
治療家の感覚に頼ってますし、
3,000年以上の時間の中で
たくさんの人体実験を繰り返して
効いた、効かないなんてコトを
確かめてきたコトも原始的じゃなって。
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そんなですから
西洋医学のお医者さんからは
医学的根拠、
つまり、エビデンスがないから
信用できないなんて言われたり・・・
まぁ
そういったお医者さんからは
信用されなくても構わないんですが、
エビデンスって
科学、西洋医学の考え方、物の見方で
決めてるもんですから、
科学のなかった時代にできた
東洋医学は
その枠組みにハマりにくいんですよね。。。
例えば、
不眠症の患者さんには
抑肝散が良いとは決められないんですよね・・・
その不眠の原因が
イライラだったり、不安だったり
精神的な場合もあれば、
生活リズムが崩れてたり
他の病気の影響だったりなんていう
肉体的な場合もあるんで、
そうなってくると
抑肝散より加味帰脾湯が効きそうだなんて
コトになっちゃう訳ですよ。
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東洋医学では・・・
身体の表面だとか奥深くだとかっていう風に
病気がどの辺りにあるか?みたいな位置を考慮したり、
気・血・水という
身体を動かす生理物質の
バランスなんかを考慮したりします。
こんな考え方を
西洋医学に翻訳するのはなかなか難しく・・・
さらに
当帰四逆湯という漢方薬に
呉茱萸(ごしゅゆ)と生姜(しょうきょう、つまりショウガ)を加えた
『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』という漢方薬を
表意文字である漢字で現せばを
なんとなく意味が分かっても、
表音文字で書き現すと
toukisigyakukagosyuyusyokyoto
となり、
それだけで
もういやになっちゃったり。。。 (笑)
さらにさらに
漢方薬は複数の生薬からできているので、
単一成分が多い西洋薬のように
身体の中でどのように効いてるかを
説明しずらかったりしますしね。。。
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また
大黄甘草湯なんていう漢方薬は
人の腸内細菌で代謝を受けてから
効き目が出てくるコトなんてのもあって
こうなると
人側の影響も重なってきて
もう
科学では割り切れない・・・
現代科学に慣れた
今の我々の頭には難しく見えちゃうんですね・・・
まぁでも
現代科学的な西洋医学とは
考え方、見方が違うからこそ、
東洋医学は
西洋医学とは違う方法を
提示できる訳で。
つまり
病気に苦しむ患者さんからしたら
あの手もこの手もあった方が
どちらかで行き詰まった時に
まだ別の手がある訳ですから、
西洋医学も東洋医学も
あった方がお得じゃと思うんです。
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というコトで、
西洋医学で行き詰まった時には
いつでもお気軽にご相談ください!
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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