厚生労働省は、
がん患者の遺伝子変異を調べ
最適な薬を選ぶ『がんゲノム医療』用の検査について、
公的医療保険の適用を決めた。
共同通信より抜粋
厚生労働省は、
がん患者の遺伝子変異を調べ
最適な薬を選ぶ『がんゲノム医療』用の検査について、
公的医療保険の適用を決めた。
もし医者が (器械の力に) 頼るならば、
医者として全力を尽くすことはできない。
これは必ずしも切断しなくてもよい指を切断してしまい、
摘出しなくてもよい睾丸を摘出してしまうのに類する行為にほかならない。
これは医療の本質を忘れて、
枝葉末節の技術ばかりをこらすというべきだ。
一方で、
消極的でもたもたしている医者は悪い医者だ。
もし、患者の病気を早期発見して、早期に治療を開始できるならば、
のどの切開手術や開腹手術は全く避ける必要はない。
今どきの病人は自分の体を大切にすることができずに、
治療法を憎む傾向がある。
これもまた、一種の病理であると言えよう。
厚生労働省は、
がんになるリスクが高い遺伝子変異を持つ乳がん患者が、
予防のためにもう片方の乳房を切除する手術について、
公的医療保険の対象とするかどうか検討する方針を明らかにした。