論文の不正が発覚した
iPS細胞関連の話でございます。
近年、医療の現場では
超高額な新薬がいろいろと出て来て、
新たな治療法が患者さんに提供されつつあります。
名前くらい聞いたことがあるかもしれませんが
夢の抗がん剤なんて言われる『オプジーボ』とかね。
![]()
そういった薬は
一個、一個の細胞の中のメカニズムに
ピンポイントで作用するような薬なんですが、
これから先の時代には
細胞ごと取り替える治療が主流になってくると言われとります。
簡単に言ぅと、
壊れた車の部品を修理しながら使い続けることから
部品を新品に取り替えるそんな時代がくるということ。
![]()
すでに
そういった研究が世界各地で進められとるんです。
その最先端がiPS細胞で、
みなさんもご存じの京都大学の山中 伸弥教授のところが
世界の中心になっとると言ぅても過言じゃないんです。
最先端の要を抑えとるニッポンは強い訳です。
そんなところで論文の不正があったんじゃけぇ
そりゃぁ一大事な訳で、
不正を犯した研究者はある意味、期間雇用みたいなもんで
成果を出さんかったら次の研究資金が回ってこん・・・
そういうのがあって功を焦ったんでしょうかね。。。
![]()
なんて想いをめぐらせる訳ですが、
心からそういうんは止めていただきたい・・・
それとは別に、
世界初の試みとして昨年の3月に
iPS細胞の目への移植が行われておりました。
![]()
安全性を確認するための目標としていた5例の移植は
昨年11月までに全て終わっており、
現在はその後の経過を観察中なんですが、
ここでも重篤な合併症が発生してしまいました・・・
『滲出型加齢黄斑変性症』の70代、男性患者さんに
他人のiPS細胞から作った網膜の細胞を移植したんじゃけど、
『網膜前膜』というもんができてしもぅて
網膜が浮腫む『網膜浮腫』になってしもぅたんじゃそうです。
ステロイド剤や抗VEGFを投与したんじゃが改善する傾向が見られず、
『網膜前膜』を手術して取り除いたそうです。
![]()
その後の経過は良好じゃそうです。
よかった♪
って、何を言ぅとるんか内容は分かりませんが、
今回の重篤な合併症が
今後の研究にどういった影響を与えるか?が
この患者さんには申し訳ないんですけど、
我がことじゃない我々はそこが気になりますよねぇ・・・
iPS細胞は
身体に使えるのかどうか?
みたいな部分が・・・
![]()
研究チームの話によれば、
治療で入院を伴うため重篤な合併症に分類したが、
緊急性や生命への影響はないということで、
今後の研究に影響はないというのが結論じゃそうです。
まぁ簡単に言ってしまえば、
今回の合併症はiPS細胞のせいじゃない!
ってことでしょうね。
なんでもそうですが、
新しいことをする時には必ずリスクは伴う訳で、
何かが起こればそこから学びつつ進歩・進化してくもの。
![]()
今回、研究に参加いただいた5名の方々は
平たく言ゃぁいわゆる『モルモット』なんです。
これは早く手を挙げる時には
どうしても付いて回ってくる問題。
こういう実験、研究を重ねて
いろんなことが改良されてだんだん良くなってくるもの。
あなたは早めに手を挙げる方ですか?
当分の間は見守って
石橋を叩いてから橋を渡る方ですか???
正解はありません!!
あなたの考え方次第です。
![]()
そういう時代が
もうすぐそこにまでやってきているという事実は
頭の片隅に置いとくべきかなと思いまして。。。
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
お気軽にご相談下さい!!
予約優先 で鍼療しております。
ご相談・ご質問などがございましたら、
お電話などでご連絡下さい。
TEL:082-262-9522
FAX:082-262-0150