作家の五木寛之さんが
ある著書の中でおっしゃってた
西洋医学は躁的な医学だ。
という言葉が今でも妙に心に引っかかってます。
自然の摂理に従うスタンスの
東洋医学を実践するワシじゃけぇそうとらえたんでしょうが、
『悪い所を切り取れば』みたいに考えがちな西洋医学は
良ぅ言えば、積極的・能動的な医学であり、
悪ぅ言えば少し狂気的な『躁』という言葉がしっくりくるんかもしれません。
国立長寿医療研究センターと
島津製作所などの研究グループは、
微量の血液から
アルツハイマー病の発症に影響するとされるタンパク質などを計測し、
アルツハイマーにつながる病変の有無を
早期に高精度で判定できる技術を開発した。
産経新聞より抜粋
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たった血液 0.5ccで
分かるようになったそうです。
これまでは
発症もしくは発症しかけたもので診断を付けるために、
問診や認知機能テスト、画像診断などを組み合わせて
アルツハイマー病を診断しとりました。
大がかりな装置と高額な費用で検査をすれば
今回の手法と同等の診断ができんこともないそうです。
それが
たった血液 0.5ccで
発症前のリスクを抱えた方を見つけ出すことができるんじゃけぇ
一定程度の価値はあるんじゃないかと思います。
でもね・・・
西洋医学的には
アルツハイマー病の根本的な治療はないし、
発症に影響するタンパク質が溜まったけぇと言ぅて発症する訳でもなければ、
このタンパク質が溜まらんタイプのアルツハイマー病もある。。。
リスクだけ示されて
じゃぁどうすりゃえぇの???
って話なんですよ・・・
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意地悪を言ぅようでイケンことなんじゃけど、
発展途上では検査は出来るようになったけど治療する方法はまだない・・・
なんていうタイムラグが往々にしてあります。
西洋医学ではあまりに多い・・・
患者さんからの訴えでよぅあることなんですが、
しんどいのに病院に行ったら異常なしと言われた・・・っていう話。
病名が付かんけぇ
治療の仕方がないんでしょうね。。。
すぐに診断が付かん場合もあるんじゃろぅが
『様子を見ましょう・・・』のひと言だけ言い渡されてもね・・・
東洋医学は
病名なんて付かんでも治療できるんです。
なぜなら
身体の中で何が起きとるか?を診察するけぇ。
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『しんどい・・・』っておっしゃるのは
身体の中がこういう風になっとるけぇしんどいんじゃね・・・
ってことを診察できるけぇなんです。
血液やら画像診断やらでなく
脈とか舌とかお腹触ったりとか非科学的な方法なんですが、
科学的には見つからんことを見付けられるけぇなんです。
変なことを言ぅたら、
たとえば『扁桃腺炎』を『感冒』ってな具合に
病名を間違えとっても
治療としては間違えんのんです。
診断できても治らんじゃん!
って揚げ足取りみたいなことをするんはイケンのんじゃけどね。
診断できるようになったけぇこそ
新たな治療法が開発できるかもしれんけぇね。
ただ
使い方には注意せんとね。
不安をあおるだけ・・・
になってしまうこともあるけぇ・・・
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