不妊を東洋医学的に解説!【その12】

 

前回は
子宮内膜症東洋医学的な解説をしました。

(前回のお話は⇒『不妊を東洋医学的に解説!【その11】』

 

今回は
多囊胞性卵巣症候群PCOS)を東洋医学的に解説します。

 

 

 

何らかの理由で排卵できんかった卵胞が
卵巣の中にたくさん並んどるような状態。

 

 

卵胞自体は大きく育っとるんですが、
卵巣の表面を覆っとる白膜が厚く、硬くなっとるため
卵子が卵巣から飛び出せんようになっとるんです。。。

 

 

 

はっきりとした原因は不明なんですが、、、

 

現段階で考えられとる原因は
黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)という
ホルモンの分泌異常

糖尿病に関係する
インシュリンの分泌異常の2つの原因があるとされとります。

 

 

 

西洋医学的には
まずは排卵誘発剤を使ぅて排卵をうながしてみます。

これで巧ぅいかんかったら
hMGってのを使ぅてさらに強力な排卵誘発をうながしてみます。

 

 

それでもダメなら
卵巣の表面に切れ目を入れて排卵をうながすそうです。

 

 

 

 

東洋医学的には
瘀血腎虚で対応します。

 

 

卵巣の表面が硬ぅなって
卵子が外に飛び出せれんのは瘀血でしょってことで
こちらは駆瘀血剤ってヤツで停滞を取ってあげる。

 

 

太り気味の方は腎虚といって
生殖関係と身体の引き締め力をつかさどる腎の臓が弱っとるけぇ
引き締めれんなって緩んでしもぅて太り気味になっとるし、
病的な熱も悪さをしとるんで、

腎に力を付けてあげて
身体も引き締めつつ病的な熱を減らせば、
頑丈になった白膜が柔らこぅなって排卵するっていう寸法です。

 

 

 

 

こうやって
漢方薬でもはり・きゅうでも
多囊胞性卵巣症候群は治療していくんですが、

 

西洋医学的な治療が巧ぅいかんで
卵巣過剰刺激症候群OHSS)になっとる方もおってんですよ。。。

こうなると
卵巣が腫れて腹水が出て来たりするんよね。。。

 

こうなると
いろいろ弊害がありましてね。。。

これの治療も多いんです。

OHSSの治療は基本的に瘀血が多いので、
先ほどの駆瘀血剤で良ぅなることが多いんですがね。

 

 

 

最近の西洋医学的な不妊治療では
ホルモン剤を多用してホルモンのバランスが崩れて
自然な状態を保てれんなる副作用みたいなんが
出ることも増えとるような気がします。

 

それをまた別のホルモン剤で
バランスを取ろうとするけぇ
ますます自然の流れは途絶えてしもぅて。。。

 

そうなる前に
いったん自然な状態を取り戻しとくべきです。

 

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