あの大雨から
早いもんで1ヶ月を迎えようとしとりますね。
まだまだ災害の爪痕があちらこちらに残る中、
地元、広島のメディアではまだまだ扱ってもらえてますが、
全国的には
相当、発信される量が減っとるんじゃないでしょうか。
今でも被災地に赴けば
復旧作業がまだまだ進んどらん状況が手に取るように分かるんですが、
被災地とあまり関係のない生活じゃと
広島の人間ですら
徐々に薄れてきよるんじゃないですかね。
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今、大切なことは
忘れられないように発信し続けること。
メディアが取り上げてくださればそれに越したこたぁないですが、
今はSNSなど個人でも発信できる時代。
被災地の地元の人間が
ボランティアに入った人間が状況を発信し続け
窮状を訴え続けることで関心を持ち続けてもらいませんか。
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被災地の方も
今の状況に慣れてしもぅて
半分、諦めかけとるかもしれんけど、
まだまだ助けが必要ですよね。
こんな時ですから
余裕のある方達から助けを借りましょうよ。
それこそ1ヶ月が経過して
まだ家の中の土砂を取り除けてない家屋もあります。。。
道路なら重機で取り除けるかもしれんけど、
家の中なんて人の手でしか無理ですし、
道路じゃ言ぅても
重機の入らんような道はいくらじゃってありますしね。
そういう所に
ボランティアに入ってくださる方々もいらっしゃるんですが、
気を付けていただきたいんが熱中症と破傷風。
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熱中症の方はだいぶ周知徹底されてきて
予防方法自体は知れ渡ってきとる気がしますが、
破傷風の方は言葉は聞いたことあるけど
どうすりゃぁえぇんか分からないことも多いんじゃないかと。
まず破傷風ってのは
土の中に広く生息しとる破傷風菌が
傷口から侵入して感染するものです。
破傷風菌の産生する毒素で神経が障害されて、
口を開けにくいなどの神経症状が出て
悪ぅすると全身痙攣などが出ます。
致死率は20%。。。
なかなかの強敵です・・・
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かつては
年間1,000人以上の患者さんが出とりましたが、
1968年のワクチン定期接種が始まってからは
若年世代の発症はほぼ押さえ込まれとります。
ほいじゃが
今年50歳以上になる人は
ほとんどの人が
ワクチン未接種で破傷風の免疫がないとみられます。
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今回の豪雨災害で
被災地の復旧作業に携わっとってんは
50歳以上の方が実に多い。。。
1969年以降に生まれた50歳未満の方は
定期接種を受けとって方が多く
一応、免疫がある世代ですが
本来は
定期接種の後10年ごとに追加接種するんが望ましいそうです。
おそらく追加接種はしとらん方が多いけぇ
けっして安心できるもんじゃないです。
復旧作業に忙しいこんな時に
予防接種を受けてくれ!とも言えんですが、
せめてケガをしにくい状況は作って下さい。
半袖、半ズボンなど肌を露出させない!!
破れにくい作業用の手袋などを
面倒くさがらんときちんと装着する。
もし傷を作ってしもぅたら
少々、痛ぅても流水でよく洗い流す。
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その後、1週間くらいは要注意!!
しっかり様子を見て
口が開きにくかったり引きつりを感じたりしたら
すぐに病院へ行ってください!!
この土日も
ボランティアなどで被災地へ入って下さる方も
たくさんいらっしゃると思います。
軽く見ないで備えは十分に!!
オール広島、
オール西日本、
いや
オールジャパンで支え続けていきましょう!
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いや、忘れずに支え続けて下さい!!
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