最近は
食中毒の発生を予防するためか飲食店のトイレや
スーパーとか公共施設なんかの入り口にもありますよね。
プシュプシュってやって手に刷り込んで使う
アルコール系消毒剤。
みなさんはあれやります???
個人的には
あれで手が荒れるんでほとんどしません。。。
そうでなくとも仕事中にはよぅ使うんでね・・・
まぁなんだかんだ最近ではよぅお目にかかるアルコール系消毒剤ですが、
病院なんかでは効きにくいバイ菌が増えてきとるんですって。
なんでも
オーストラリアのメルボルン大学の分子微生物学者、Timothe Stinear 氏らが
『Science Translational Medicine』に発表したところによりますと、
この細菌は
エンテロコッカス・フェシウムと呼ばれる腸内細菌の一種で、
さまざまな抗菌薬への耐性を獲得し、
医療関連感染の主な原因となっている。
そうです。
米国疾病対策センター (CDC)の推計では、
バンコマイシン耐性のエンテロコッカス・フェシウムの感染による死亡者数は
米国だけで年間1,000人を超えとる。
そんな細菌らしいです。
細菌やウイルスってのは
抗生物質や消毒剤から身を守るべく術をすぐに獲得しちゃいます。
いわゆる耐性菌ってヤツです。
簡単にやられてたまるか!ってことで、
生き延びたヤツがそれに対抗するために
身体のシステムを上手に変化させていって生き延びてく訳です。
本来は弱い微生物も生き抜くために必死なんです。
この10〜20年くらいで
病院内の院内感染予防のために
手指の消毒が徹底されるようになってきました。
そうすればするだけ
バイ菌君も必死になってく・・・
いたちごっこです。。。
さぁ、どうしますかね???
スーパーの入り口なんかで
普通に買い物に来た方がプシュプシュやってますよね。
あれで消毒できたと思ぅとったら
危ういかもしれんのんですよ・・・
その前に・・・
あなたは
正しい手の洗い方を知っていますか???
実はこれ・・・
消毒よりも大切!なんです。
手洗いの方が除菌の効果は高いんです。
簡単に言ゃぁ
殺すより流す方がよっぽど除菌率は高いんです。
その手洗いをおざなりにして消毒剤で消毒してもね・・・
本末転倒なんです。。。
ワシは大学、大学院と
がん細胞を培養して育てて研究をしておりましたんで、
手指の洗浄・消毒ってのは徹底的に習わされ実践してました。
そうしないと
細胞の培養というのは
バイ菌君ががん細胞以上に繁殖するからです・・・
そこでいちばん重要じゃったんは
水で洗い流すことでした。
石けんを使うんは
それで殺すよりも
手に着いたバイ菌君を手の皮膚から浮かして
水で洗い流せるようにするためなんです。
その段階で
ほとんどのバイ菌君を除菌しとくんです。
一般生活で
アルコール消毒してそこまで除菌する必要なんてないんじゃないかと思います。
それよりも
ていねに手を洗い、その頻度を増やすことで
手に残ったバイ菌君を洗い流してやる方が効果的です。
しかも
わざわざ石けんを使う必要もない。
まぁ気になるなら
食事を作るとか食べる前だけは石けんを使えばえぇ。
じゃないと
石けんで手指の脂を取り過ぎて手がガサガサになりますよ・・・
一時、
保育園や幼稚園で手の洗い方と消毒を徹底して
石けんと消毒剤のダブルで手指の脂を取り過ぎたことで
園児達の手が荒れに荒れまくって問題になったことがありました。。。
何事もやり過ぎはイケン。
ある程度、
バイ菌君と共存してくことも生きてく上でも必要じゃと思うし。。。
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