腰痛で、新しくできた整形外科に行った。
骨密度を測り、骨量は正常との判定で安心した。
だが会計の時、
『ビタミンDが出ています』と言われて驚いた。
診察の時は、何の説明もなかった。
1週間後の診察時に聞いてみた。
医師は
『飲みたくなければ飲まなくたっていいんだ』
と声を荒げた。
読売新聞より抜粋
まずは
我が身を反省してみる・・・
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医療者側からすれば
『ビタミンD』は特別な薬じゃないかもしれん。。。
今回の患者さんのように
骨密度、骨量とも正常であれば
なおのこと
医療者側からすれば軽い気持ちで出したんかも。
効くかどうか知らんけど
まぁ薬の名前の通り『ビタミン剤』くらいのつもりで。。。
ただ
この患者さんからすれば
『何の問題もないのになんで薬が出たん???』
となった訳で、
診察の折に
『気休め程度ですが、ビタミン剤を出しときますね』
くらいの説明でもしとれば
こういった
患者さんの不安・不満は生じなかったハズ・・・
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とは言えね、
こう言えるんは
結果論で話をしてこそ言えること。。。
普段の臨床の日々の中で
こういったことを抜かりなくできとるか???と自問すれば
自信がなくなる・・・
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忙しさのせいか
たまたま抜けただけか
他に伝えたい話でもあれば
医療者側として
優先順位の低い話は抜け落ちてしまう可能性は否定しきれません・・・
正直、思い出せんけど、
似たようなことやっちゃってるかもなぁ。。。
ただ
次の診察の時に患者さんから質問を受けて
声を荒げちゃったんはどうしてなんかなぁ。。。
患者さんの立場に立ってみれば
純粋に疑問を投げかけてきただけで
お医者さんから怒りを買うような話ではない・・・
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医療者としても
ただ淡々と答えれば
こういったボタンの掛け違えは起こらんかったじゃろぅし。。。
新聞の投稿欄に投稿をされるくらいですから
それなりの怒りを患者さんから買っとるんですから。。。
患者さんが求めとるもんってのは
もしかすると
医療技術ではないんかもしれん。
そう思うことが時々、あります。
患者さんが求めとるもんってのは
もしかすると
専門家による安心なんかなって。
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病気があるにせよないにせよ
その病気を治せるとか治せないより以前に
専門家がしっかり見立てを立てて
患者さんの不安を受け止めて
患者さんが納得できて
何かしら安心できる材料をていねいに提供できれば、
治療が始まる前から
ある程度、決まるんかな・・・
なんて感じることがあります。
もちろんそれだけでなく
日々の験算を積んで
技術的にも向上させにゃイケンのはイケンですが、
その前に
医療とかってのは人対人じゃけぇね。
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そう考えると
日々の一挙手一投足にますます自信がなくなる・・・
ちゃんと
患者さんの気持ちにお応えできとるんかなぁ。。。
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