日本アンチ・ドーピング機構 (JADA)は、
ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したため、
暫定資格停止処分となっていた
レスリング男子の阪部 創 選手 (25)について、処分を取り消すと発表した。
読売新聞より抜粋
阪部 選手ってのは
自衛隊所属のレスリング男子の選手。
2016年の世界選手権代表で、
昨年、6月の全日本選手権で準優勝した実力者。
その大会の検査で
利尿作用のある禁止物質アセタゾラミドってのが検出されて
暫定的に資格停止処分が下されていました。
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ただ
どうにも身に覚えがない・・・
そこで
所属チームのお医者さんから処方されとった薬などの
成分分析を検査機関に依頼したところ、
沢井製薬の胃腸薬、
『エカベトNa顆粒サワイ』からアセタゾラミドが検出されたと。。。
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この胃腸薬、
成分確認をすると
ドーピング禁止物質は含まれてないんです。
つまり
服用しても問題ない薬。
我々、スポーツファーマシストは
サプリメントなどは製造工程などが担保されとらんので
異物混入の可能性は否定できん!!と考えてオススメせんのんじゃけど、
医薬品は
厳密に製造工程が決められとるんで
成分表に書かれていなければ使えると判断して
服用してもO.K.とアドバイスします。
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ほいじゃのに・・・
今回、
厳密に製造されて成分表にも問題ない医薬品から
違反物質が検出された・・・
なぜっ!?
我々、スポーツファーマシストには
衝撃が走りました・・・
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その後、
沢井製薬さんが調べていったところ、
製造工程での混入はどうしても考えにくく
原料メーカーの製造段階で混入したのでは?
という結論に落ち着くことに。
ということで、
阪部 選手には落ち度が全くなかったということで
無罪放免、資格停止処分が取り消され無事、復帰されました。
そのこと自体はよかった♪
でも・・・
今後、我々、スポーツファーマシストは
どう対応すればえぇの???
衝撃は残ったままです・・・
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でも
これからもアスリートを守っていくしかない!!
できる限りの知恵を出し尽くして
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何かあれば
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