薬事・食品衛生審議会は、
医療機器・体外診断薬部会を開催し、
その中で
『黄体形成ホルモンの市販後適正使用調査結果報告書』を提示した。
薬局新聞より抜粋
黄体形成ホルモン???
なんじゃったっけ。。。
脳下垂体前葉の性腺刺激ホルモン産生細胞から
分泌される性腺刺激ホルモン。
つまり、
性ホルモンを産生する性腺を刺激して
女性の場合、エストロゲンやプロゲステロンの産生を促します。
その結果、
卵巣から卵子が排卵されると。
要するに
黄体形成ホルモンの分泌量の変化から
排卵日が予想できると。
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このメカニズムを利用しとるんが排卵検査薬で、
最初の話は
排卵検査薬が適正に使われとるか?などの
報告書が上がってきましたって話です。
排卵検査薬は
ドラッグストアなどでも買える一般用医薬品なんじゃけど、
買う時には薬剤師さんから説明を受けにゃイケン
第1類医薬品に分類されとります。
薬剤師さんによる
第1類の情報提供実施率は全体で92.4%じゃったものの
排卵検査薬では
発売後2年間を通して83.9%しかなかったけど、
購入者の4割が過去に使用したことある人じゃったんで
説明を断っとるらしい。
でも
初回購入時にはきちんと説明を受けてくれとって
その理解度も97.5%じゃしきちんと使用できとる実態があったと。
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ただこの検査薬、
発売当初はある懸念があったんです。。。
それは
避妊目的で購入する人が出てくるじゃろぅ・・・
という懸念。
排卵日が予想できれば
その日を外せば避妊せんでも大丈夫じゃろぅ。
そのために
排卵検査薬を使おう!
という
大間違いが発生するんじゃないか?と。
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ほいじゃけど、
避妊目的で購入した件数は2年間で6例で、
避妊目的では使用できない旨の情報提供をきっちり実施し始めた後は
避妊目的で購入した方はゼロじゃったと。
これは
店頭での薬剤師さんの努力と利用者のみなさんの理解に
支えられとるたまものですよね。
不妊治療を受けてらっしゃる方は
妊娠・出産のメカニズムを
かなり深く、キッチリとご存知の方もけっこう多いんですが、
不妊の事が毛頭ない方は
ボンヤリしたまま性行為に及んでらっしゃる方も多い。
それで
望まない妊娠に至ることもある。
それは結果的に
こころも肉体的にも傷付けちゃうからね。
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出来る限り避けて欲しいことです。
今回、
こういう記事を目にして改めて思うのは
説明の努力とみなさんの理解が奏功した結果。
妊娠・出産のメカニズムについても
もっと若い内から
女性にも男性にももっと分かってもらう努力をできんもんかなぁ・・・と。
保健体育で勉強していく
今のスタイルでは足りてない・・・
もっとリアルに
ある意味、生々しい情報を
きちんと理解してもらった方がえぇんじゃないかなぁ・・・とかね。
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デリケートな話なんで
まぁいろいろあるでしょうが、
それでもね
将来、涙しないためにね・・・
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