片頭痛治療などに使う
トリプタン系薬剤をご使用中の方も多いかと思います。
って言われても
専門家でもなけりゃぁよぅ分からんですよね・・・
商品名で言ぅと
イミグラン、アマージ、
レルパックス、ゾーミック、マクサルト
なんていう薬です。
専門的にお話しますと・・・
これらの薬は
『選択的セロトニン受容体作動薬』に分類されとって
これらの薬が登場して片頭痛を患う方々の生活が変わった
とも言えるくらいの素晴らしい効果がありました。
なんですが・・・
今回、厚生労働省が出した指示によると
重大な副作用の項に
『薬剤の使用過多による頭痛』の追記を求め、
薬の説明書である添付文書の
『重要な基本的注意』のところに記載しなさいということでした。
頭痛を収める薬が
使い過ぎると頭痛を引き起こしちゃうかも・・・
ってことです。
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お医者さん、薬剤師さんはもちろん
このことを今後、頭にたたき込むでしょうがね、
お使いになっておられる
あなた自身もご注意くださいね。
自分を守るのは自分。
こういった知識はあっても損にはならんでしょうから。
これらの薬はほんとうによく効く薬でね。
効くだけに患者さんとしてはついつい手を出してしまう・・・
ある報告では
3ヶ月を超えて月に10日以上使っとると
使い過ぎによる頭痛が出てくるようだと。
そんな報告もありました。
この辺りは個人差もあるでしょうから
月、何回までってハッキリ言いにくくはあるんですが、
使い過ぎにはならんようにご注意くださいね。
ちなみに片頭痛は
頭蓋骨にある血管が収縮するとともに
その時に
血管の炎症物質が出てくることが原因みたいです。
東洋医学的に考えてみると
上の方に病的な熱が溜まることで発症しとると考えています。
その病的な熱は
血の不足によって発生しとることが多く、
それが根本的な原因って考えとるんで、
血を増やしてあげて
発生する病的な熱を収めてあげるんです。
それと
溜まってしまっとる熱が残っとれば
局所的にもその熱を抜くように治療する。
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これでだいぶ軽快するんじゃけどね。
それと
血を増やす治療を継続していけば
片頭痛自体が起きにくくなってきますよ。
どうしても痛い時は
トリプタン系薬剤を使うんも悪ぅないとは思うんですけど、
使い過ぎによる副作用的なもんも恐いですし、
もっと根本的なところから
しっかり建て治すんもオススメかなと。
今、現在、薬を使いよる方は
とにもかくにも使い過ぎにご注意ください。
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