夢の舞台、甲子園につながる
高校野球の地方大会も佳境を迎えとるようですね。
全国各地、津々浦々で
代表校が続々と決まっとります。
我が広島県では
広島商業高校が甲子園の切符を15年ぶりに獲得しました。
広島商業高校 = 広商(ひろしょう)は野球の名門校で
春の選抜大会では21回、夏の選手権大会では22回、甲子園に出場。
うち
春選抜で1回、夏選手権では6回の優勝を誇ります。
(準優勝も各1回ずつ)
まぁまさに
広島の伝統、名門校です。
ここ最近では
なかなか甲子園まで進めんかったんですがねぇ。。。
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まぁそれにしても
よぅこれだけ暑い中で試合をしますよね。
投手に至っては100球以上を連日投げて
よぅ身体が持ちますわ・・・
まぁそれだけ
しっかり鍛えてきとるんでしょう。
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話が逸れまくってますが、
甲子園に進んでも
対戦相手が手強いんはもちろんのことでしょうが、
もしかすると
暑さの方が手強いかもしれません・・・
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その日の試合で熱中症にならんことはもとより、
勝ち進んでいけば
それまでの暑さによる疲労が
パフォーマンスを低下させちゃいますしね。。。
こういった場合に
非常に大切になってくるんが
深部体温の上焦をいかに抑えるか???
深部体温ってのは
身体の中心の体温のことで直腸などで測るんですが、
この深部体温が上がってくると
脳ミソや身体の機能が低下して
これまでの練習の成果を十分に発揮することはできません。
40℃を超えてくると
トップ選手でも運動は困難になって熱中症の恐れが高まります。
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運動する前にはウォーミング・アップと言ぅて、
身体を温めて身体がスムーズに動くように準備運動をしますが、
これだけ暑い夏場は
ウォーミング・アップで筋肉などをほぐしたら
いったん身体を冷やして深部体温が上がらんようにした方がえぇんですって。
さらに
試合中、練習中にも身体を冷やした方が
パフォーマンスは上がるんですって。
プールや水風呂に浸かる
浸水って方法が最も効果的みたいですが、
それもなかなかなんで他の方法で身体を冷ますしかない。
こういった時に
どうしたらえぇと思います???
そうっ!
首と名前の付く場所を冷やしてあげるってね。
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これまではそう言われてきたことでしょう。
『首』と名前の付く場所は太い血管が通っとるんで
暑くなった血液が通うその太い血管を冷やしてやれば
効率がえぇという発想ね。
まぁそれも間違いではない。
けど、最近、分かってきたんは
熱を放出しやすい
手のひらや足の裏、ほっぺたなんかを冷やすんが
効率えぇんですって。
ここに運ばれてきた熱い血液を冷却して
身体内に戻すイメージですって。
野球ならベンチにおる間も
冷水を張ったバケツに手や足を浸したり
ペットボトルをほっぺに当てといて冷やしたりすりゃぁえぇ。
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ただ、気を付けて欲しいんが、
冷た過ぎると血管がギュッと収縮して血流が阻害されるんで、
最適な温度は15℃前後。
時間にして
3〜5分がベストらしい。
ただそこまできっちり用意できんでも
水道をひねって出てきた
20〜25℃でも体温より低ければ一定程度の効果はあるんで
時間を長めにしたりして調節してみてください。
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ちなみに
頭やおでこは血管の収縮が起こりにくいんで
この辺りは氷や保冷剤などを直接、冷やした方が効率的です。
あと最近、出てきた
アイススラリーって呼ばれる
氷を細かく削ったような流動性のある飲み物の方が
一般的な液体の飲料よりも深部体温を低く保つ効果が高いんですって。
ほいで
練習後、試合後にも
少しでも早く身体を冷やして
深部体温をいち早く冷ましてあげることが翌日の疲労度に関わってきます。
そういやぁ
クラブの練習の後、
ホースから水出して
水浴びしたら気分も良かったけど、
身体のほてりと共に疲労感も抜けていったような気がするなぁ。。。
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もし可能であれば学校なんかじゃと
学校のプールを利用させてもらえるよう
交渉してみるんもえぇかもね。
若い頃は元気モリモリじゃけぇ
これだけ暑い中、運動しても腹が減って
家に帰ったら風呂より先にメシ!
なんて子もおるかもしれんけど、
まず先に
水風呂に浸かって身体を冷ましてから
ご飯の方がえぇですよ〜!!
ということで、
今日の話くらいは
甲子園に出場するチームは分かっとることかもしれんけど、
甲子園に限らず
お子さん達の応援に行かれるみなさまも
身体を冷まして熱い声援が最後まで続きますように・・・
でも、
異常を感じたら
早めに撤収ってのも大切なことですよ!!
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