クマやリスってのは
体温を下げた状態で冬眠することはご存知でしょう。
人間は???
たぶん
これまでの人類史の中で冬眠はしてないんじゃないかな?
ところが
そこに疑問を持ったお医者さんがいらっしゃり
研究を続けられとるんですって。
そのお医者さんは
理化学研究所生命機能科学研究センターの砂川 玄志郎 さん (43)。
もともと砂川さんは小児科医で
東京の病院で子どもの急患を担当されてらっしゃたことも。
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研究を始めたきっかけは
2004年に英科学誌に掲載された論文を読んだことじゃそうで。
『世界で初めて冬眠するサルがマダガスカル島で見つかった』
というもの。
約2万年前までの氷河期を切り抜けた人類も
冬眠の能力を持ってるかも・・・
との思いからじゃったそうです。
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いやね、何も
いつ来るか分からん氷河期に備えて研究しとる訳じゃないです。
救急患者さんを
人工的に冬眠させることができれば、
心臓や肺など臓器の負担を減らせて
病気やケガの悪化を防げるかもしれんとの考えからです。
うちの娘に障がいがあることを
お伝えしたことあると思うんですけど、
生まれてすぐに呼吸せず
脳ミソが壊れかけたんです。
それですぐに
脳の機能をほぼ完全に止めて全身を冷却して
まさに冬眠のような状態にして
脳ミソが壊れるのを止めようとしたんです。
当時はそういった治療法を
子どもに応用した例はほとんどなく、
実験的になるけど・・・というお医者さんの話を受けて実施した訳ですけど、
それ以外助かる手も考えられん状態じゃったんで
いちかばちか賭けるしかなかった・・・
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ただ
そのお陰もあってか命は取り留めたのです。
そりゃぁこんな記事見たら気になるよね。。。
そうそう。
砂川先生の研究の話。
冬眠する野生動物は入手するのが困難なんで
冬眠に似た状態で数時間ほぼ動かなくなる
『日内休眠』という状態を取ることがあるマウスで実験してるんですって。
そのメカニズムを解明するため実験を繰り返して
24時間の食事制限と室温が12〜24℃という条件が揃えば
日内休眠を取ることが分かったと。
それを応用して
ヒトもそんな条件がないか探し続けとるんですって。
先ほどもお話ししましたけど、
人工的に冬眠させることができれば
普段の数%しかエネルギーを使わんので
様々な治療をする時間を稼げたりできるかも。
そうすれば
助けられる命が今よりも増えるかも♪
ってことなんです。
うちの娘も
こんな感じで助けてもろぅたし
これが可能になれば・・・
そんな期待を抱かせてくれるお話。
砂川先生、頑張ってください!!
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