全日本病院協会などの病院団体で構成する四病院団体協議会は、
医師の労働時間短縮のため、
一部業務を薬剤師など他職種に移管することを求める提案書を
根元 匠 厚生労働相に提出した。
薬事日報より抜粋
どういうこと？？？
お医者さんは忙しい･･･
ほいじゃけぇ
薬剤師や看護師さん、その他、コメディカルのみなさんに
代わってもらえる仕事は代わってもらいましょうよ！
と。
薬剤師に関する提案を詳しぅ見ていきますと･･･
たとえば
薬の種類や投与量を薬剤師に任せちゃうと。
もちろん
薬剤師の勝手にって話じゃのぅて
事前に作成しといたマニュアルみたいなもんにしたがって
薬剤師の判断で代えれるようになると。
なんなら
お医者さんがある程度の指示をしとれば
お医者さんの確認なしで薬剤師の判断で代えられるようになると。
こりゃぁ
これまでの医療の中では画期的な話です。
というのは、
これまで薬を選択して投与量や投与法を決めるんは
完全にお医者さんの裁量で
薬剤師ってのは薬の専門家じゃけど、
正直、しよる仕事ってのは
お医者さんに指示されたことをただ淡々とこなしとっただけなんです。
極端に言ゃぁ
中学生や高校生でも
専門的なトレーニングでも受けりゃぁやってやれん仕事ではなかった･･･
薬を間違えず指示された量を持って来て
指示されたように準備するだけ｡｡｡
薬の専門家としての能力を
発揮できる場面はあまりなかった･･･
ほいじゃが
今回の提案が通ると、
お医者さんの診断を受けて
薬の専門家としての知識をフル稼働させて
患者さんにとって最良と思われる薬剤を選んで
最良と思われる量や方法で投与するよう計画を立てることが可能になる。
ついに専門家としての能力を
遺憾なく発揮できるようになる♪
ただ･･･
これまでのうのうと過ごしてきた現在の薬剤師が
そのままこんな責任重大な仕事を担うことができるか？？？
って言われれば、
ほとんどの薬剤師は無理でしょう･･･
臨床の場で
お医者さんの見立てを理解して咀嚼できるだけの能力が必要。
言われたことを言われたようにやってただけじゃ
そんなことは絶対にできません！！
これからの薬剤師は
より臨床・実践の場に側した勉強と経験が必要とされてきます。
まぁワシは
西洋医学の世界から離れて10年近く経つんで
いまさらこんな能力を発揮できませんが、
これからは
患者さんに直に接する経験が大変大切になってくるよと。
それをしんどいと思うなら
薬剤師にはならん方がえぇし、
そういう薬剤師は
あと10年もすれば仕事がなくなるよ･･･
せっかくのチャンスじゃけぇね。
この機会を逃さんように
薬剤師も気合い入れて
患者さんにより良い医療を提供できるよう
頑張っていきましょうね！！
ワシが薬剤師なんで
薬剤師に関わる部分の話だけ目に付いて
今日は薬剤師の話になりましが、
他の職種でもこういう流れみたいですから
患者さんにより良い医療を提供できるよう･･･
みんなで力を合わせて頑張っていきましょう！！
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