今日はちょっと専門的なお話を。
皮膚や臓器の表面で、細胞をつなぐ場所に
2種類の関門の構造があることが分かったと、生理学研究所などが発表した。
朝日新聞より抜粋
皮膚や臓器の表面は
『上皮組織』と呼ばれるシート上の細胞で覆われとって
その構造のおかげで
内側と外側の交流が遮断されとります。
いやね、
なんでも通り抜けよったら
えぇもんも悪いもんも通過しちゃうけぇ
まずいコトになるじゃないですか。
研究チームは
その上皮組織の所で細胞同士を密着させて隙間を防いどる
『クローディン』っていう膜タンパク質の役割を調べてったんですって。
その結果、
クローディンをなくすと
小さい物質は通り抜けるんじゃけど
タンパク質なんかの大きな物質は通らんかったと。
じゃぁ
タンパク質なんかの大きな物質を通さんのはなんでなんか?
もっと調べてくと
『JAM-A』(ジャムエー) っていう別の膜タンパク質が
大きな物質の通過に関わっとるらしいことが分かって、
要するに
『クローディン』と『JAM-A』が関門になっとるみたいじゃと。
まぁなにを言いよるんかよぅ分からんでしょうし、
ワシもちょっとよぅ分からんのんじゃけど・・・ (笑)
西洋医学的には
これで皮膚などの病気の発症メカニズムが分かるかも♪
ほいでそれが
治療につながってくかも♪って話になるんでしょう。
ですが・・・
ワシが注目したんは
東洋医学では
この身体の内側の膜の透過性が
けっこう難しい病気に関わっとるって話を
2,000年前くらいからしとるんですよ。
それを
三焦 (さんしょう) っていう
名前はあれども形はないっていう臓腑として考えとったんよね。
まさか当時、
なんとかタンパク質が関わっとるとは言ぅとらんですが、
現代科学的に言ぅと
『クローディン』とか『JAM-A』となるんでしょうけど、
昔の人の観察眼ってほんとうに素晴らしい!!
ほいで
それを科学が今の言葉で証明していってくれとるんかな?
って思うと、おもしろいな♪ って。
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