つい先日、
これまでお医者さんが掌握していた
投与する薬剤や投与量、投与方法なんかを
薬剤師が能動的に決められるようになって
これからの薬剤師は
専門的な能力を遺憾なく発揮できるチャンスがめぐってきた!
なんて話をしたばっかりじゃのに・・・
(その話はこちらから ⇒『おっ、潮目が変わるか???』)
その一方でこんな話が出とりました・・・
乱用の恐れのある一般用医薬品を複数購入しようとする客に対し、
薬局やドラッグストアの48.0%が
医薬品医療機器法で義務付けられた
『使用目的の確認』などをしないまま販売していた、
共同通信より抜粋
こういう実態調査の結果が厚生労働相から発表されて
販売業の許可を出しとる都道府県に対して
監視と指導を強化しなさい!っていう通知が出たそうです。。。
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街の薬局やドラッグストアで売られとる薬の中にも
危険な薬ってのはけっこうな数あるもんでして、
買って行かれる方に
しっかりとした指導をしとかんと命に関わるようなこともあるんです。
中には依存症になるようなもんもあって
それをご存知な上で悪用するために買ぅとる人もおる。。。
そういうのを未然に防ぐためにも
薬局やドラッグストアで薬を販売する人間、
つまり、薬剤師や登録販売者は
買う目的を聞いたり使い方の説明などをする中で
そういう輩を見抜いていく責任がある。
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ほいじゃのに
そういった危険な薬をいくつも買おぅとしとる人に
何の説明も確認もなくスルーして販売しとったと。。。
あり得んじゃろ???
なんでそんな薬を何箱も買う必要があるん???
怪しいと思わんのん???
今回の実態調査ってね
要するに覆面調査ってヤツなんですって。
厚生労働省の委託を受けた調査会社が
一般人のフリをして実際に店頭で薬を買って調べとる。
つまり
いつものその店の姿があぶり出されとる訳です・・・
販売する我々、薬剤師からすりゃぁ
100人来たお客さんのたった1人対して取ったたまたまの行動かもしれんけど、
患者さんにとってはたった一度のことなんですよ。
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言いたいこと分かります???
つまり
我々、プロってのは
ただの一度でも気を抜いたらイケンのよ!
患者さんを
未然に危険から遠ざけるためには
100回のうちのたった1回が命取り・・・
得てして
そういった気を抜いた
たった1回のことが大失敗につながるもんなんよ・・・
常に100%。
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これができんヤツはプロじゃないね・・・
ましてや国家資格を持っとるけぇ♪
なんて、えぇ気になって言いよっちゃダメ!!
免許返しんさい!!
それくらいの覚悟がプロには必要!!
ワシ自身も含めて
もう一度、そのことを確認して・・・
患者さんから選ばれる欠くことのできん人間にならんと。。。
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