仕事のひとつとして
スポーツファーマシストってのをやっとります。
スポーツの薬剤師。
なんじゃそりゃ???
その定義は
『最新のアンチ・ドーピング規則に関する
知識を有する薬剤師』
だそうです。
要するに
薬や化学物質に専門知識を持つ薬剤師が
アンチドーピング規則を学んでアスリートをサポートする仕事です。
トップアスリートから国体レベルのアスリート、
競技においてドーピング検査を受ける可能性のあるアスリートに
体内に入れる物質全般についてアドバイスをしたり、
その手前のジュニアレベルって言ぅんでしょうか、
上は社会人から下はお子さんまで
ドーピングってダメなんだよ!って勉強をしてもらったり、
競技ではないものの
スポーツを楽しむ方々の健康を薬や物質面からサポートしたり。
仕事は多岐に渡る訳ですが、
来年開催される2020年 東京五輪・パラに向けて
これからはトップアスリートに対するサポートの仕事が増えてきそうです。
さらに
ここんところ最新がどんどん更新されてまして・・・
頭の整理が追い付いてない・・・
いや、そんなこと言ぅとられん・・・
どんどんこちらの頭も更新しなくちゃ・・・
っていうことで、
今日はドーピング検査の最新の情報をご紹介。
2020年大会では正式採用ではないものの、
2022年北京冬季五輪・パラから本格導入を目指しとる
最新の血液検査が2020年 大会で試験導入される方向です。
これは
世界反ドーピング機構 (WADA) と
国際オリンピック委員会 (IOC)、日本反ドーピング機構 (JADA) が
このたび覚書に調印したって話なんですが、
指先にポチッと細い針を刺して
少量の血液を採取して分析や保管しとく新しい方法。
乾燥血液スポット (DBS) と呼ばれる方法なんですが、
これまで主流のオシッコを採る尿検査にしても
汗をかいた後にオシッコしろと言われてもなかなか出ずに
けっこうアスリートにとっても負担が大きいですし、
静脈から採血する方法はけっこうな痛みを伴いますしね・・・
それから比べると
アスリートに対する負担もかなり減ります。
さらに
検査する側からしても
保管して運搬するのも非常に簡単になってくるし、
これまで検査に掛かってた費用もグンッと抑えることができる。
それと
これが大切なんじゃけど、
オシッコよりも精度が高く、ごまかしにくい。
つまりは
抑止力も効かせやすいハズ。
肉体的にも、金銭的にも負担が少ないとなれば
年に何回か実施してアスリートの血液の変動をとらえて
何かしらの大きな変動があれば
詳しい検査も実施できるって訳でね。
実際に運用してみたら
何かしら問題点が出てくるかも。
それを今回の2020年大会で
実際に運用してみて問題点を洗い出しましょう!
みたいなところでしょうが、
おそらく
今回採取された検体は
後々、判定に使われる可能性もある。
そういった意味で
今回の新方法についてもしっかり勉強して
アスリートに情報提供できるよう準備をしてまいります。
今後も本番までに向けて
いろいろ出てくるでしょうが、
それも合わせてお知らせできるようにしていきます。
毎日、
ドーピングのことをお話しとる訳ではありませんが、
アスリートの方はちぃと気にしとってもらえたら幸いかなと。
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