法を犯さなければ
何をしてもえぇのか?
今日はそんなお話を。
医学面や倫理面から
施設要件を厳しく定めた日本産科婦人科学会の指針に反し、
新型出生前診断 (NIPT) を請け負う無認定の医療機関の急増が問題化している。
毎日新聞社より抜粋
これまでも何度もお話させてもろぅとる
新型出生前診断。
妊婦さんの血液から
胎児の染色体異常の可能性を推定する検査。
妊娠10週前後という非常に早期で検査ができて
流産の危険性もないんで
異常が見られれば堕胎することが可能になります。
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ですが、
これって命の選別につながるんじゃないか?
っていう倫理的な大問題があります。
そんななんで
日本産科婦人科学会では
リスクの高い高年齢の妊婦さんや
過去にそういう子を妊娠・出産した妊婦さんだけに限って
実施することにしとるし、
倫理的な問題や母親の心のケアなども考え
実施できる施設にも厳しい要件を設けてます。
ですが・・・
その指針破りの施設が
増え続けとるって問題が表面化してきとるんです・・・
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今回の記事の毎日新聞社が調べたところ、
全国に少なくとも無認可の施設が40あって
約9割の37施設は産科や産婦人科以外と
妊娠・出産に関わりのない施設。
こんなところで実施して
何の意味があるんでしょうか???
ハッキリ言ゃぁ
金儲けですよ・・・
中には
美容外科なんて施設も。
その背景には
仲介業者が暗躍しとると。
記事の中には
商社を経て昨夏、そういった会社を設立した
『栗原さん』という方が取材に応じてくれてました。
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彼の言い分では
『全国に施設があれば
妊婦は負担の重い長距離移動をせずに済むでしょう』と。
また、
『希望する妊婦が受けられない現状を変えたい』
と熱く語っていたと。
一見、
妊婦さんに優しい穏やかな発言に見えますが、
取材を進めていくと
そのほんとうの顔がのぞいて・・・
収益の話を尋ねると
『このビジネスでどうやれば赤字になるんですか?』
ですって。。。
間違いなく
金儲けにつながるんでしょうね・・・
倫理なんてどうでもえぇ!
んでしょうね・・・
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妊娠・出産に関係のない施設でNIPTが実施されて、
もしお腹の赤ちゃんに異常があったとしたら
どう対応するんじゃろぅか???
学会の認可した施設なら
専門的なカウンセリングを受けられるようにしとかなくちゃイケない。
でも
こんな施設では恐らくないでしょうよ・・・
そんなこと知ったことじゃない訳です。。。
そんなもんですかね。。。
お腹の中の赤ちゃんの命って。。。
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