原則、2年に1度改訂される
診療報酬改定。
医療に関わるお値段を決める会議なんですが、
2020年に診療報酬の改訂が行われるため
ただいま絶賛、会議中なんです。
毎回、いろいろなことが
注目される会議なんですが、
今日、お伝えするんは
妊婦加算の取り扱いについて。
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妊婦さんが医療機関を外来受診した時に、
初診で750円、再診で380円上乗せされる仕組み。
保険が利いてますんで
患者さんが実際に支払うのは初診で約230円、再診で110円でした。
2018年4月の診療報酬改定で
新設され実施されてたんですけど、
妊娠と直接関係のない
コンタクトレンズの処方などでも負担が増えとったんで
妊婦税などと批判の的になって
急遽、中止になっとったんですが・・・
医療側から言わさせてもろぅたら
妊婦さんって普通の大人の女性と同じではないんですよ。
いろいろ注意せんとイケん対象なんです。
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お腹に赤ちゃんがおるけぇ
お腹の赤ちゃんに影響が出んようにとか
お母さん自身の身体のメカニズムも違ってくるんでね。
そういう意味で、
報酬をちゃんとあげるから
これまでよりも気を付けて!っていう意味で
妊婦加算ってのが新設された訳です。
それを付けんかったら注意せんのんか?
って言われたら
それはそれで違うんですけどね・・・
それでも
これまでズサンじゃった所があったけぇ
ちゃんとしてね!
って意味合いがあったんかな???
ほいじゃが
妊婦さんからしてみたら
ただでさえいろいろ要り用になるのに
また出費が増えるんかい!ってなると嫌ですよね。。。
できることなら
わが身の財布からお金は出ていって欲しぅない。。。
それは誰しもが思う所じゃし、
妊婦さんとの因果関係がないところでも増額されたんじゃぁ
怒りを覚えるんも当たり前の感覚ってもんです。
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医療者側からしたら
よりていねいにって思う部分で
それに見合った報酬がいただけるってのはありがたいし、
報酬が増えた分、
妊婦さんに手をかけることもできる。
それにしても
やり方がズサンじゃったんよね・・・
ほいで、
今回の報酬改定では
これの復帰を目指す向きもあったんですが、
そのままの形で再開するのには無理があって
別の何らかのやり方で仕組みを作る必要はあるだろうと。。。
そういう結論に至って
議論を進めて行くってことに。
ほいじゃが
信頼を失った今回のような制度、
国民のみなさんが頭の片隅から忘れるまで時間が経過せんと
似たようなことやっても無理じゃろぅね・・・
また
批判を浴びるだけですよ。。。
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ほいじゃぁ
報酬が付かんのんじゃったら
妊婦さんをないがしろにするんか?
って言われたらそりゃまた違う訳でね。。。
医療人として
きちんとした心を持った人間なら
そこはちゃんとやるべきじゃし、
これまでもちゃんとやってきたじゃろぅしね。
少なくとも東洋医学なら
患者さんを常に全人的にトータルで診させてもらいよるんで、
妊婦さんなら
妊婦さんなりの診方をするし、
そうでのぅても
その方の背景まで考慮して普段から診させてもらいよるけぇ
ごくごく当たり前のコトではあるんですよ。
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ほいじゃけぇ
妊婦さんを診たけぇと言ぅて
料金上乗せするようなはり・きゅう屋さんって
あんまないんじゃないかなと思うけどね。
まぁ
道義的には
きちんとしとる人にきちんとした報酬をあげる
っていうことは
ありがたいだけじゃのぅて
意味があるとは思うんですけどね。
お金だけもろぅて
特別な事情を考慮せん
そういうダメな医療人がおったことに対する
批判なのでしょうよ・・・
ですからね
我々、医療に携わる人間は今いちど、心を入れ直して、
医療に仁義を取り戻す機会にしてね。
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患者さんからも信頼されるような
そういう取り組みに今いちど前向きになってね。
ほいで
患者さんにお願いしたいのは
信頼できるお医者さんを見付けて
その人に診てもらうようにして欲しいなと。
そうやって
取捨選択される過程が
自分たちに磨きをかけてくれるんじゃし。
患者さんの笑顔のためにがんばらんとね・・・
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