おせちの話の続き。
前の話は・・・
まだ足りてないのが
煮しめ。
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でもこれって
おせちじゃのぅても普段から食卓に上るし、
なんで『おせちに欠かせんのん?』って思いませんか?
今日の話が
その答になっとればえぇんですが・・・
まず
煮しめとは
いろんな野菜をだし汁がなくなるくらいまで煮しめたモノ
のことを言ぅそうです。
地域や家庭によって
鶏が入ったり魚が入ったり野菜だけじゃったり。
関東と関西では
照りの出し方なんかでも違いがあったりするそうで。
でも
どこの地域や家庭でも
おせちのお重の中には煮しめが入っとる。
いろんな野菜が入っている。
これが
おせちに選ばれる理由のひとつなんですが、
家族が仲良く一緒に結ばれる
っていう意味合いがあるんですって。
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その上で
おせちの煮しめには普段の煮しめに増して
縁起のえぇもんを材料に選ぶこと。
たとえばゴボウ。
家庭の土台がしっかりするように!
なんて意味があったり。
穴の空いたれんこんは
見通しよく!
サトイモは
親イモの根元に子イモがたくさんできることから
子宝に恵まれますように!!
広島の福山が国内生産の8割を占めるというクワイは
大きな芽が出ることから
めでたいなんてね。
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ダシを取る昆布は
喜んぶ♪
その地方、地方、各家庭、家庭で様々ですが、
縁起を担いだもんを入れてこそのおせちの煮しめ。
ていねいな仕事をしようと思ぅたら
それぞれの具材を別々に炊き上げて
最後に一緒にするなんてコトもありますが、
まぁそこは
料亭じゃないんで各家庭でそれぞれのやり方で。
東洋医学的にみると
身体を温める根菜類が豊富なんですよね。
そこに
めでたい縁起を上乗せしていく。
これこそが
寒い季節の正月のおせちに煮しめを入れる
本当の理由なんじゃないかと。。。
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