ついこの間
お知らせしたんじゃけど、
昨年末から
中国湖北省武漢市で発生しとる
ウイルス性肺炎の集団感染。
ここにきて
病原体を調査しとる専門家チームが
新型のコロナウイルスを検出したと
発表しました。
2002〜2003年に
世界的に大流行したSARS (重症急性呼吸器症候群)やら
2012年に
サウジアラビアで確認されたMERS(中東呼吸器症候群)も
コロナウイルスが原因じゃったんですが、
今回のものは
これらとはまた違った新種のものじゃと。
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この判断について
世界保健機構、WHOも
新型であることを認定したようですが、
現在のところ、
人から人への感染が続いとる状況ではないんで
各国の関係機関に冷静な対応を呼びかけとるそうです。
ただ、日本でも
新型と思われし患者さんが見つかったということで
そこは冷静に
今後の推移を注意深く見守らんとね。
先日もお話したんですけどね、
コロナウイルスがどうあれ、
まずは
目の前の患者さんを助けにゃイカン訳です。
ウイルスなんてもんは
次々に進化というか、変化していくもの。
インフルエンザウイルスを例にとっても
毎年、毎年、変化していくけぇ
去年、かかってもまた今年もかかっちゃう訳で。
もちろん
ムダに広めないためにとか公衆衛生的には
原因ウイルスを見付けて対策を取っていくことは
大切なことなんですけどね。
それよりも
日々の臨床の中に生きる我々、治療家ってのは
目の前の患者さんを助けなければならない。
こういう時に
東洋医学の考え方は非常に実践的じゃないかと。
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その患者さんの
身体の中で起きとるメカニズムをとらまえて
そのメカニズムに対する治療を施していく。
病原菌が何か分からんけぇ打つ手が見つからん・・・
ってことじゃのぅて、
病原菌が何であれ
身体の中で肺炎が起こるメカニズムはそうそう変わらん訳ですから、
そのメカニズムを解きほぐしていって
根本的なところにアプローチしていく。
よく考えてみれば
中国武漢市では広がっとるものの
みんながみんな100%の人が感染しとる訳じゃない。
そう考えれば
感染してしもぅた方には
何かしら身体の弱りがあったハズ。
身体を整えて
抵抗力を上げとけば
感染する可能性は抑えられるハズなんです。
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冬は
ウイルスの働きが活発化する時期ではあるんですが、
ヒトの肉体的にも弱りやすい季節。
そんな季節じゃけぇこそ
きちんと食べてしっかり寝て
体調をなるべく万全に整えておきましょう!!
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