新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、
米政府高官は、
米政府が確保を目指しているワクチンが利用可能になった場合、
自国民を優先して自己負担なしで接種させる方針を明らかにした。
有望なワクチン候補を絞り込んで
100億ドル(1兆円超)を投資して、
来年1月までに
3億回分のワクチンの提供を目指しとるそうです。
まっ、そりゃそうよね。
こういった場合、
まずは自国民優先でしょうな。
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ほいで
余りが出れば他の国に回すと。
じゃけぇ
こういったワクチンとか治療薬は
自国で開発せんイケん!
となる訳ですが、
じゃぁ
日本はどんな状況なん?って言いますと・・・
製薬ベンチャーが開発中の
ワクチンの安全性や効果を調べるために
先月末から
医療従事者を対象に治験が始まってます。
とは言え、
まずは20〜30人を対象に
安全性を確認するための治験。
ここで
重大な副作用など安全性が確認できれば
秋頃には
次の段階の400人規模に拡大して
十分に抗体ができるかどうかの
第2相の治験を始める予定ですと。
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大阪府の吉村知事からは
『スピード感をもって』開発するような発言もありましたが、
功を焦って
無理な開発をすると危険な面もある・・・
たとえば
ワクチン接種をして
抗体ができたとしても
抵抗力が本当に付くのか?
そのできた抗体が
どれくらい持続するのかなんてのは
今のところ不明ですしね・・・
さらに言ゃぁ、
ワクチン接種後にウイルスに感染すると反って重症化する
『抗体依存性感染増強』というリスクも存在します。
今回のコロナ禍では
世界各国でワクチンや治療薬の開発競争が起こっとります。
これまでの医療事情からすると
ものすごいスピード。
そりゃ
いち早く開発されることを願う気持ちは分かりますが、
薬みたいなもんは
常にその裏にはリスクもあるのです。
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ですから
踏むべき手順と言いますか、
そういうものをすっ飛ばして
やっちゃぁイカンのです。
その辺りのことは
国民ひとりひとりが
しっかり認識しておいてですね、
願う気持ちは
分からんでもないですが、
変に世論的な
プレッシャーとかかけんように
自制する心も
ぜひ、持ち合わせて欲しいなと。
どうせ作るんなら
しっかりしたモノが
できあがるように願いたいもんです。
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