不妊治療に臨まれる方の中には
治療を受ければ妊娠できると
思われてらっしゃる方がいらっしゃる。
いや、
現在、臨まれてらっしゃる方というよりは
まだ
妊娠を意識していない方ほどそういう方が多い。。。
精子と卵子の距離を
ゼロに近づけてく技術を駆使する現代医療の不妊治療では
身体のメカニズムを
自然のメカニズムを超越しようとしとる訳ですが
そう簡単には
コトは運ばないことも多いようで・・・
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自然な排卵時に
卵子がどうやって排卵される1個の卵子が選ばれているか?というと、
排卵の指令が
脳みその奥の方にある脳下垂体から来た時点で
たまたま
いちばん大きかった卵が選ばれとるそうなんです。
ただこれは
たまたま大きかったってコトであって
卵子の中の質は考慮されていないようなのです。
つまり
2番手、3番手の方が質が良いってこともある。
けど、
いち早く大きくなってた卵子が排卵されるという
偶然によるものだと。
一方、
受精できる精子ってのは
卵管をくぐり抜けるレースを
1位でゴールした実力者かと思われましたが、
どうやらこれも
たまたま、偶然という要素が大きいようで、
先を切ってやってきた足の速い精子が
頑張って卵子の壁を壊しかけていたところで
あと少しという所で力尽き
たまたま
すぐそばをフラフラしていた精子が
最後の一押しで卵子の壁を突き破って受精するということもあるそうです。
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質の良い卵子と強者の精子が選ばれ
受精するのではなく、
たまたま、偶然というのを
自然が採用しているか?というと、
無作為に遺伝子を選ぶことで
多様化を図っているのではないか?
と言われています。
それが
結果的には
種の保存という
自然の摂理からすると優れているからなんでしょう。
というのは
今の時代に最強、最高と思われていても、
たとえば
急激に気候が変化した時、
今のベストは未来のベストではないかもしれない。
だったら
いろんなパターンを用意しておいて
いかなる状況に陥っても
どれかが残るだろうという種の多様性を選択してるんだろうと。
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こういった
自然の摂理を超越しようとしても
どこか、何かに
ひずみが出るんだろうと。
もちろん
現代医学的な治療で巧くコトが進む方もいらっしゃる。
そういう方は
たまたま、偶然に幸運に恵まれたんでしょう。
妊娠・出産というものは
こういったように偶然に支配されとるもんなんです。
なかなか
人為的にコントロールできるものではない。
だからこそ
身体の準備を整えるべきなんです。
温かくやわらかい子宮というベッドを用意する。
そのために
日々の暮らしを整えていく。
夜更かしをして睡眠不足な生活では
子宮のベッドのみならず身体中がボロボロになっていく・・・
その食生活では
子宮を温め育てる血流が足りないまま・・・
ノン・セックスでは
子宮は冷たい、硬いベッドになってしまう・・・
すべてを昔のような
自然に近い生活はできないかもしれないですけど、
少しでも
できることを探して
自然に近い生活に近づけていく。
その時に
東洋医学は助けになれるのです。
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