治療中に
患者さんの飲んでる薬の話をしてると
よく聞かれるのが
強い薬ですか?
というワード。
強いって難しい・・・
たとえば
ステロイドの塗り薬なら比較的、答えやすいんですよ。
おそらく
患者さんがおっしゃってる『強い』『弱い』は
ステロイドの炎症を鎮める作用について
聞きたいんじゃろぅと推測できるから。
実際、医療の現場では
ステロイドには
『弱い〜普通〜強い〜とても強い〜最強』みたいな分類があって、
ステロイドを処方する医療者側からしても
それを元に
主に炎症の程度を考慮して薬を選んだりしてます。
ただ
気を付けんとイケンのは・・・
患者さんが
副作用を意識して
『強い』『弱い』を聞いとる可能性もあるってこと。
『ステロイドは副作用が恐いからね・・・』
っていう言葉をよぅ聞きますからね。
患者さんの意識が
副作用中心になっとって
薬を使うことで恐い想いをしたくない・・・
そういうつもりで
強い薬ですか?と聞いてらっしゃる場合、
さっきの効能の強さで
こちらが話を進めていくと
お互い『???』を
胸に抱きながら話が進んじゃう・・・
これが睡眠薬とか
気分障害に使う向精神薬になると
患者さんの思う
強い、弱いが非常に多岐に渡るんです・・・
効き始めるまでの
時間が早いのか遅いのか?
どれくらいの時間
効き目が持続するのか?
それこそ
副作用が強いのか?弱いのか?
依存性が強いのか?弱いのか?
しかも
患者さんの想いが
『強い』のがえぇ場合と
『強い』のを恐がっとる場合と
人それぞれ感が多岐に渡ることが多い・・・
ここを考えずに
こちらの解釈で答えちゃうと
薬を拒絶されたり
もっと『強い』薬を希望されたり。
なんなら
こちらの話を信じてもらえなくなったり・・・
基本的に
医療に携わる人間は
お医者さんも看護師さんも
リハビリをしてくれる療法士さんも
薬の専門家である薬剤師も
事務作業を担う受付の方々も
み〜んな、
今のあなたの状態を考えて
あなたを良くする意味で
ベストを願って行動してます。
お医者さんなら
身体の中の状態を考え
ベストな治療方法を模索して薬を選んだり、手術を考えたり。
看護師さんなら
それに合わせて最善の看護を。
薬剤師なら
お医者さんがベストと考えた薬物療法を
いかにきちんと使ってもらうためにはどうすれば良いかを考えながら。
そんな風に
あなたのベストを願って行動してます。
ですが
コミュニケーションってのは非常に難しいもんで
こんな風に
患者さんと医療者の間で思い違いが生じると
不信感で治療が巧く進まず
誰も得をしないどころか
患者であるあなたがいちばん不利益を被ったり・・・
ですから我々は
日々、コミュニケーション能力を高めるべく努力してます。
それでも
人と人ってのはなかなか難しいです・・・
これからも
努力は続けていきますが、
患者さんであるあなたも
何が不安なのか?
医療者になるべく伝えるようにがんばってみてくださいね。
何が不安か自分でもよぅ分からん・・・
ってこともあるでしょう。
そういう時は
漠然とでもいいから
『なんか恐いんです・・・』
そんな風に言ぅてもろぅたら
その言葉をきっかけに
プロである我々があなたの不安を明確にする最善を尽くします。
いや、しかし
コミュニケーションってほんと難しいですよねぇ。。。
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
お気軽にご相談下さい!!
予約優先 で鍼療しております。
ご相談・ご質問などがございましたら、
お電話などでご連絡下さい。
TEL:082-262-9522
FAX:082-262-0150