不妊治療にまつわる
生殖医療技術ってのは日進月歩で
しかも
割と個々の病院が
その技術を隠しとるんで
今、最新の技術が
どんな風になっとんかって
正直、分かりません・・・
それでも
どんどん技術が進んどるんは確かなことで
これまで
子どもを望むことが難しかったカップルにも
その技術革新が
光りをもたらしてくれてます。
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その一方で
ノン・セックスでも
子どもができるという現象は
自然の摂理から
逸脱しとるんじゃないか?
と思うことも・・・
別居中、
凍結保存された受精卵を使って勝手に出産したとして、
40代の元夫が
元妻に慰謝料などの支払いを求めた訴訟の控訴審が大阪高裁であった。
朝日新聞より抜粋
この一件は
2016年にあった話じゃったかな。
婚姻中の2014年、
夫婦で凍結受精卵を作ったんですが、
理由は分かりませんが
その後、不仲になったんでしょうね。
で、
別居をしてた2015年4月に
元妻は移植の同意書に夫の署名を偽装して記入して
無断で受精卵を移植し、
2016年に
女の子が産まれたと。
ちなみに
2017年に
この夫婦は離婚してます。
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今回の裁判では
元夫の『自己決定権』について争っていました。
そうして
元夫の『自己決定権』を侵害したということで
元妻に損害賠償をするよう命じたようです。
まだ高裁の判決なんで、
最高裁まで控訴する可能性はありますが、
裁判としては
ひとまずの解決を見た。
そういうことになるんでしょう。。。
ただ
心配なんは・・・
産まれてきた
この女の子は幸せになれるんか?
ってこと。
いろんな境遇の
お子さんがいらっしゃるとは思います。
両親が揃っとることだけで
幸せとかそうじゃないとかって言えんのんですが、
それでも
この女の子は
少なくとも
元夫からは望まれてはなかった・・・
こういう境遇ってのは
なかなかないケースだとは思うんですよね・・・
生殖技術のせいで生じた
大きな問題ですよね・・・
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裁判がどうとか
法的な問題がどうとかも
大切な問題ではありますが、
この女の子の
この先の幸せまでは
医療は保証できない。。。
そういうことを
不妊治療に携わる人間は
もっと考えなければならない・・・
そんなことまで考えて
医療はできないというかもしれない。
目の前で
苦しんどる、悩んどる方を
救うことが大切なのも分かる。
でも
そうすることが
ヒトの幸せにつながるかどうか・・・
その視点を
忘れてしまってはイケない・・・
この女の子の
この先の幸せを願いつつ、
これを教訓に
学ばなければイケない。
そんな風に思うのです・・・
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