SNSを通じ、
個人間で精子がやり取りされている。
不妊に悩んどる
夫婦や同性カップルが
人工授精に使うためなんだそうで。
これまで
『第三者の精子で行う人工授精』ってのは
日本産科婦人科学会の指針に沿った
特定の医療機関で不妊治療として行われてきました。
ただこれが
全国に12の医療機関だけで
長年、
医学生さんらから匿名で
精子の提供を受けてきたと。
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海外には
精子バンクなるものがありますが、
日本にはそういうもんもないですしねぇ。。。
一方、
晩婚化などを背景に
不妊治療を受けるカップルは増えとるし
不妊の原因の半分は
男性側にあるとされてますんで
ニーズは確実に増えとるんですって。
さらに最近では
子を望む同性カップルや
結婚せずに子を産み育てる
『選択的シングルマザー』ってのも増えてきてらっしゃったりで。
つまり
需要と供給が釣り合っとらんと。
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ただ第三者の精子となると
倫理的な問題以外にも
いろいろと問題が出てくる訳です。
近年では
産まれてきた子が
自分の出自を知る権利が注目され、
匿名を前提に
提供していた方からすれば
トラブルに発展することがあったり、
相続問題他
法的な問題でトラブルになることも。
さらに
個人間でのやり取りとなると、
国籍や学歴などのドナー情報の詐称だったり、
提供者の感染症の有無などの確認もなかなか難しくなってきたり、
提供時に性行為を執拗に求められたり。
提供者みんながみんな
善意ではないんですよね。。。
不妊で悩んでおられる方々は
藁にもすがる思いなんですね。
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それだけに
少々、リスキーでも
踏み込んでしまうケースがよくある。
それで
一生、巧く行くんならなんの文句もないんじゃが、
これだけ
無秩序、無法な状態では
親御さんになられる方や産まれてくるお子さん、
さらには、精子を提供した方の誰かしらが
何かしらの困難に遭遇しても守ってあげられん・・・
昨年の12月には
人工授精などで産まれた子の
親子関係を明確にする法律が成立しました。
その付則に
2年をめどに精子提供のあり方などを検討し、
必要な措置を講じると書いてありますが、
少しでも早く
その辺りの議論を進めていただきたいなと。
じゃって
不妊治療は時間との闘いって側面もあって、
残された時間が短いと感じる人ほど
リスキーでも手を出しちゃうから。。。
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東洋医学では
どうにもできん無力さを感じながらも
社会のシステムが
こういった方々を救うべく
少しでも早く動きますように・・・
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