あおられないで・・・
冷静に!!
某日の新聞記事より・・・
『RSウイルス感染急増昨年の400倍超』
乳幼児に肺炎を起こす恐れがある『RSウイルス感染症』の患者が
異例の早さで増加している。
昨年の400倍超なんて聞くと
ちょっとビビりますよね・・・
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まずは
RSウイルス感染症について・・・
乳幼児に多く見られる
急性呼吸器感染症、
いわゆるカゼです。
2歳までに
ほぼ100%の子どもがかかるいたって普通のカゼじゃし、
その後も何度もかかる
鼻カゼ程度のカゼではあるんじゃけど・・・
初めて感染したときは
20〜30%の子どもで気管支炎や肺炎を起こすこともあって、
乳幼児における
肺炎の約50%、細気管支炎の約50〜90%が
RSウイルス感染症だとされています。
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うちの子も小さい時に
これで肺炎になってしもぅて
しばらく入院生活をさせてしまいました・・・
あっという間に症状が進行してしもぅて
息苦しそうでほんとうにかわいそうでした・・・
なので
ぜぇぜぇが見られた時は
早めに病院で診てもらうことも大切なことです。
あの頃は
まだまだ力量が足りなかったのに
鍼で頑張ろうとしたのが間違いでした・・・
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とまぁ
こんなRSウイルス感染症なんですが、
昨年はご存知のとおり、
新型コロナの感染症対策によって
RSウイルス感染症も流行が抑えられたんです。
ですから
昨年の流行ってのは
ほぼなかったに等しいんですね。
昨年、同時期の国立感染研究所の集計で言ぅと、
定点医療機関あたりのRSウイルス感染者の人数は0.01人。
それが今年は4.13人。
計算すると・・・
413倍ってことになる訳です・・・
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ただ
過去5年間のピーク時の感染者数は2〜3人なんですよ。。。
となると
1.4〜2倍くらい。。。
それでも確かに多いですけどね・・・
先ほどもお話ししましたけど、
昨年は新型コロナの感染予防で徹底的に人流が抑制されたので
いろんな感染症の流行が低く抑えられてたんです。
ですから
小児科の多くの先生がこういった状況を予測し
流行の爆発が起こらんかと危惧していました。
で、
RSウイルス感染症について言えば、
ここ5年間の流行よりも時期的にも早いし、人数も多い。
やはり
昨年の影響があったんじゃろぅと。
流行のピークが
ここで下がり始めるという保証は今のところないんで
これからも
充分に気を付けんとイケンのは
確かなことなんですけどね。
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にしても
あおってますねぇ・・・
きちんと記事を読み込めば
そういったからくりは分かるようにきちんと書かれてますけどね。
タイトルだけ見たら
不安になってしもぅてもしょうがない・・・
この辺の手法って言ぅんですかね。
ちゃんとした新聞でもよぅ使われる手法なんでね。
冷静に!!
振る舞ってくださいね。
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