プレコンセプションケア。
この言葉、ご存知でしょうか???
とある界隈では
比較的、耳にするコトが
増えてきたような気はしますが・・・
一般的には
まだまだ浸透しとらんと言いますか・・・
直訳すれば、
妊娠前からのケア
って感じですかね。
2006年に
米国疾病対策センター(CDC)が公式に推奨し、
2013年には
世界保健機関(WHO)も必要性を発信しとるそうですが、
浜松医療大学 地域家庭医療学講座の井上 真智子 特任教授らの調べで
『詳しくは知らない』または『まったく知らない』との答が
妊娠経験のない人では98%、妊娠経験者でも66%に及んでいたと。
このブログでも
何度もお話してきとりますが、
東洋医学では
妊娠前からの身体創りがとても大切!
じゃと、2,000年前から言ぅてきとります。
というのは
子どもってのは
父と母の生命力が合わさって産まれてくるもんだから、
父と母の生命力が弱ければ
生命力の弱い子どもにしかどうやってもならないから。
そんな考え方で
妊娠以前からの養生、身体創りが大切じゃと
訴えとる訳です。
これを
現代風に言ぅと
プレコンセプションケアと言い、
西洋医学的に解析すると・・・
たとえば
妊娠初期に発生しやすい先天異常は
妊娠が分かってからでは手遅れになるコトも多いんで
予防に葉酸を摂りましょう!とか、
先天梅毒などの
母から子への感染を防ぐために
妊娠を希望する方は
性感染症の検査を受けましょう!とか、
妊娠前の過体重は
妊娠中の糖尿病や高血圧、流産や死産に、
妊娠前の痩せ過ぎは
不妊や早産、低出生体重児につながるから
妊娠前に適正な体重に!
なんてコトを言ぅとる訳です。
考え方は
東洋医学も西洋医学もいっしょです。
方法論と言ぅか
具体的なアプローチが違うだけで。
要するに
妊娠したいと思うなら
あなた自身の身体をより大切に扱ってくださいと。
女性はより女性らしく、
男性はより男性らしい
健康的な身体創りをしていきましょうと。
そして
東洋医学では
日々の暮らしの積み重ねが
身体創りにつながるんだと。
それを忘れちゃダメ!なんだと
耳にタコができるくらい言ぅ訳です。
食事だったり
運動だったり
睡眠だったり。
これらを養生と呼び、
養生は治療より大切!なんだと。
来たる2024年。
来たる新しい年は
養生をしっかり実践して
楽しく過ごしていきましょ!
病院で良くなる病気は病院で!
現代西洋医学とは異なる見立ての東洋医学には、
これまでとは違う、新しい可能性があります。
菊一堂鍼灸院 では、
これだけ科学的に発達した現代西洋医学でも
解決の方法のないつらい症状を持つあなたに
これまでとは
新しい可能性を提供できる場所になりたい。
そうして、健幸な人生を楽しんでもらいたい。
病院の治療で困ったときこそ、
頼っていただきたい。
伝統を重んじた、古くさい治療方法かもしれませんが、
現代西洋医学が医学界を席巻するこの時代にも
生き残っている東洋医学には理由があります。
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