脳死移植。
法律が施行されてから
17年が経過しようとしとります。
約20年間で
実施された件数は8,000件あまり。
現在も
移植を待っておられる方が
16,000人はおるとされてます。
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脳死と判定された方から
提供された臓器を移植させてもらうという特殊性から
非常にデリケートな話かと思います。
不適切な言い方かもしれませんが・・・
どうせ死んだんだから
生き残っとる臓器を活用して
誰かが助かるなら♪って考え方も
親にもらった身体は
最期まで傷付けたくないなんて考え方。
どちらも
間違いなんかじゃない。
死生観や宗教観など
いろいろ複雑に絡んだ上での
ひとりひとりの考え方なんで、
提供すべきとか
提供しないべきとか
言える話じゃないです。
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その上での情報になるんですが、
厚生労働省は、
移植を待つ患者数や移植後の生存率などを
移植施設ごとに公開する方針を表明した。
これは
手術実績の多い施設に
待機患者さんが集中するのを防ぐため。
待機患者さんが
ひと所に集中すると
人員やベッドの不足などが起こり、
受け入れを
断念せざるを得ない状況が
発生したりしとるからじゃそうです。
つまり
提供していただいた臓器が
ムダになってしまうコトもあるそうで。。。
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患者さんからしてみれば
実施件数が多い所の方が安心する面ってのはあって、
そういった所に
どうしても集中してしまう傾向が出てしまうのも仕方ない。
これまで
移植施設に関する詳細なデータは
公開されてなかったそうですが、
移植施設ごとの治療成績に
大きな差はなさそうじゃと。
そういうコトが分かれば
集中を回避でき、
善意をムダにするコトが減るじゃろぅと。
厚生労働省の研究班が
調査したところによると、
年間、
約1万人の方が
脳死と判定されとるそうです。
全員が
臓器を提供する訳ではないので、
1万件の脳死移植につながる訳でないですが、
提供すると決意された
非常にありがたい臓器をムダにしてしまうコトだけは
なるべく避けたいものです。
今回の試みが巧く回る礎になれば・・・
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