自分の人生にとって
これがきっかけじゃった!
なんていう出来事が
これまでに何度かあったんじゃないかな?
仕事かもしれんし、
趣味かもしれんし、
恋愛かもしれんし。
まぁ特に意識しとらん方も
けっこういらっしゃるかもしれませんが。(苦笑)
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個人的な話で
恐縮ではあるんですが、
ワタクシが
妊娠・出産、婦人科疾患に
興味を持ち、力を入れるきっかけになったんは
第一子が生まれた時のコトなんです。
新生児低酸素性虚血性脳症(HIE)は
出産前後に新生児の脳が酸素不足になり、
神経が破壊されて起こる。
脳の体温を下げて
鎮静化を図る低体温療法があるが、
脳細胞自体を
充分には保護できないために
効果には限界があった。
そこで
脳障害を引き起こす要因となる細胞に『ペプチド』を注入すると、
マウスで脳の萎縮を防げることが分かった。
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うちの子がこれでした。
新生児低酸素性虚血性脳症に
陥ったんです。
生まれてすぐに
産声を挙げなかった・・・
お医者さんから提示された治療法は
脳の体温を下げる、低体温療法。
当時のお話では
成人での適用はあるけど、新生児ではあまり例がなく、
効くか効かないかは未知数。
ただ、これが
最善だと思うというコトで
低体温療法を受けました。
その甲斐あってか
一命は取り止めて
今は元気ではあります。
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で、時代は進んで
今回、ご紹介した治療法。
なんでも
ペプチドってモノを注入すると
炎症を引き起こしとる
細胞にだけひっついて、細胞死を誘導して
脳の炎症の拡大を抑えられるんじゃとか。
で、
脳の萎縮面積が
2〜3割程度、改善したようだと。
まぁこれが
今はマウスでの
実験段階なんでね。
これからさらに
もうちょっと人間に近い動物、
そうして
人への応用と
まだ時間はかかるんでしょうが、
なんとか
人への実用化にこぎ着けてもろぅて
これまで以上に
助けられる命が増えるとえぇな♪
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とまぁ、
そんなコトがあって
ひとりでも多く
元気な赤ちゃんを生んで欲しいから
そのためには妊娠中、
いや妊娠前から
お母さんが健やかであるコトがいちばんなんじゃないかな?
って思って
妊娠・出産、
それに産前と婦人科疾患に
力を入れるようになった訳です。
これからも
そんなお手伝いができるように精進してまいります。
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