つい先日、
1回 3,349万円の高額新薬が
厚生労働省にて承認されました。
ちなみに
白血病の新薬で『キムリア』と言います。
これからは
こういった高額商品がどんどん出てきて
助かる患者さんが出てくるんでしょうが、
一方で
医療費はひっ迫していく・・・
命はお金に換えられん・・・
とは言いますが、
先立つもんはやはり必要でね。。。
痛しかゆしですよねぇ。。。
そんな3,349万円に驚いとったら
このたび
同盟国のアメリカでは
な、なんとっ!!
1回、2億3,200万円って薬が
米食品医薬品局 (FDA) で承認されました。
3,349万円が霞んで見える・・・
すごいですねぇ。。。
スイス医薬品大手のノバルティスの
脊髄性筋萎縮症の『ゾルゲンスマ』っていう薬。
投与は1回だけで済み、
ノバルティス側の計算上では
既存の薬を10年間使う場合に比べて費用は半減するとのこと。
なら、安いのか???
ちなみに
アメリカの医療制度は日本の医療制度とは異なるんで
患者さんがいくらくらい負担するのか?
全額負担することになるんかな???
そこがよぅ分かりませんが、
5年の分割払いも用意するみたいです。
脊髄性筋萎縮症は
特定の遺伝子の機能が欠損しとって
主に生後6ヶ月頃までに筋肉の萎縮や呼吸困難を発症する希少疾患。
患者さんの多くが2歳になる前に亡くなるか、
人工呼吸器を生涯、装着する必要があります。
日本では難病に指定されとって
画期的な新薬を短期間で承認する制度の対象にして
現在、優先審査中。
年内にも承認される可能性があります。
お金の話ばかりで大変申し訳ないんですが、
患者さんの数が非常に少ない希少疾病であることと
1回だけの投与で
10年間の治療費を比べたら半減するということならば、
結果的にはそれほど高ぅないとも言えます。
お金のために幼い命を諦めて下さい。
そうは言えません。。。
みんながみんな
お互いに支え合って困った時には助けてもらう。
それが
日本の国民皆保険制度の核心的な部分です。
いろいろな議論がなされてくことでしょうが、
これからの時代はそういう時代に突入してくると。
どこまで
この理念を守り切れるか。
我々の心意気が試される時代でもあるんでしょうね。。。
なるべく健康でおって収めるだけ収めて使わない。
そういった形で他人様のお役に立てればな・・・
個人的にはそんな風に想っちゃった。
病院で良くなる病気は病院で!
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